こんにちは,Tamanaです!!
今日は朝7時半にLOOBハウスを出発して,みんなでギマラス島に行ってきました。
ギマラス島は,LOOBとココナッツ製品のフェアトレードをしているCOPがあり,
キャンパーやスタッフもたくさん住んでいるのでよく行く場所ですが,
こんなに大勢で行くのは初体験の私。遠足気分でワクワクです★
もちろん目的は遠足ではなく,日本から届けられたピアニカとリコーダーをギマラス島の小学校へ寄贈するためです。
今日は約50個のピアニカとリコーダーが船に乗せられてギマラスへ!!
こんな船に20分ほど乗っていればギマラス島に着きます。
ゆきえさん,必死。。。
たどり着いたのは60年以上もの歴史を持つホールドアカデミー。
この学校はアメリカの占領時代に孤児院として建てられたものですが,
今では地域の子どもたちも通ってくる,孤児院を併設する小学校と認識されています。
実は私たち、昨日からLOOBミュージッククラブを設立し、
今日のこの日のために数時間にわたる猛特訓をし・・・
ついに!!結成2日目にして!!やっと!!
今日生徒の前でプチ演奏会をしてきました!!
曲目は、キラキラ星、赤鼻のトナカイ、サンタが街にやってくる、の3曲です。
リコーダーとピアニカとカスタネットだけの楽隊ですが、伴奏あり、打楽器ありの素敵な演奏になりました☆
LOOBハウスで練習していると、日本の音楽教育がどれほど優れているのかを実感します。
これまで趣味やクラブなどで音楽に関わっていなくても、全員がピアニカやリコーダーをつかえて、簡単な曲なら楽譜を見なくても指に任せて演奏することができます。
フィリピン人スタッフは鍵盤のどこが「ド」なのかわからない人もいます。
ホールドアカデミーの先生は、バイオリンやピアノは見たことがあるけど、ピアニカははじめて見たといっていました。
フィリピンでは楽器はお金のある人だけが触れられるもののようです。
これからこの楽器たちが、子供たちに愛されて、楽しんでもらえればいいなぁ・・・と思いました。
しかしこの学校,建てられてから今まで全てを寄付や寄贈だけで賄ってきました。
建物も本も全て寄贈品で、様々な国の協力に支えられて存続してきました。
今なおその状況は変わっていません。
校地内をぐるりとまわると、足りないもの、壊れかけているものなどが目に入ります。
先生たちもいくらやりくりをしても手が回らず、途方にくれているようでした。
・・・ということで、これからのLOOBの活躍にご期待ください!!!!
LOOBはやります!!