【12月5日支援報告Vol.2】
12月4日までに101名の方から613,700円の義援金が集まりました。
寄付や広報で協力してくれた方々、本当にありがとうございます!!
「タタイと一緒に船を作ろう!プロジェクト」
協力期間:2013年12月2日~
対象地域:Barangay Lo-Ong, Municipality of Concepcion, Province of Iloilo
支援する漁業組合:Kusog sang Mangingisda sa Loong (KuMaLo)
背景:11月10日にフィリピンを襲った台風30号の被害はパナイ島コンセプション町にも大きく及んでいます。この町では、8,000世帯のうち約70%の世帯が漁で生計を立てていましたが、多くの船が破壊され、生計を立てる術を失った状態にあるのます。 LOOBでは第1次支援として、緊急性の高い米、防水シート、釘等の建材、発電機の貸し出しを行い、第2次支援として、船の修復作業の資金がない漁業組合を対象に、船の建材提供と製作作業の協力を行うことにしました!
下記のとおり、小さなバランガイ一つだけとってもこの被害状況です。
Barangay Lo-Ong におけるボート被害
被災前のボート数200
部分的損壊を受けたボート数89
完全に損壊したボート数32
損壊したボート合計 121
目標: 漁業組合の約20隻(40~45世帯の漁師の方々の生計を支える)
支援内容: エンジン付きボート・エンジン無しボートの修復資材
(提供するのは木材、銅釘、エポキシ樹脂など。船底と最上部は損傷した船から取り出した木材を利用)
費用: 1隻につき約5,000ペソ(12,000円)
活動: 漁業組合の中の3人の船職人の指揮のもと、組合メンバー達と協力しながら船を製作し、完成した船は漁業組合のメンバーに個々に引き渡します。一人の職人が船を作った場合、1台を創り上げるのにの15日ほど必要ですが、少しでも早く、安く作業を進めるために、フィリピン特有の地域の助け合い「バヤニハン」で村人の無償の協働作業によってが行われます☆
期間中はLOOBの日本人スタッフが漁師のご家庭にホームステイさせてもらい、作業を手伝います。
12/5、既にスタッフが以下の材料を届けました。(この倍の材料を来週も運ぶ予定)
●耐水ベニア板(1/4-inch water resistant Plywood sheets) - 50 Sheets
●銅釘 (Mixed 1 & 1.5-inch Copper Nails) - 36 Kgs.
●エポキシ樹脂 (Marine Epoxy) - 12 Sets