ジプニーとはフィリピンの最もポピュラーな交通手段で、日本で言うと「バス」に当たるのかな。
でもバスと違って停留所はなく、好きなところで乗れるし、好きなところで降りれます。
それぞれのジプニーは大まかなルートが決まってて、行きたい場所を通るジプニーを探して乗ります。
乗客によって通る道も変わったりします。
だから、ちゃんと行き先を伝えないと通ってくれない時もある。
ジプニーの運転手は男性で、年齢層は幅広いです。
若い人からおじいちゃんまでいます。
ほとんどのドライバーは運転が荒いというか、かなりスピードも出すし、追い越しまくります。
でもたまにすっごい丁寧なドライバーもいて、そんなジプニーに乗ってしまうと安心なんだけど普段の倍近く時間がかかります。
運転しながらたばこ吸ったりケータイのメール打ったりするのは当たり前。
この間乗ったジプニーのドライバーはアイス食べながら運転してました。
暑い中、溶けるアイスを上手に食べてました。
はじめはひやひやしながらそんなドライバーたちを見守っていましたが、最近はもう慣れた!
そんで、ドライバーはみんな親切。
ワイルドでかっこいい★
ミラー越しに目で合図されるとときめきそうになる。
フィリピンの道路はアナーキーです。
日本でよくバイクが車体の間を縫って進んでいくけど、こっちでは普通の車も同様です。
ちょっとした隙間を見つければどんどん進みます。
もう何車線なのか分からないです。
日本ではクラクションなんてせいぜい「プッ」くらいだけど、こっちは「ぶーぶーぶー」って鳴らしまくりです。
横断歩道とか信号なんてめったにないから、通行人も勇気がなければ一生道路の向こう側に渡れません。
私も最初は道路を渡るのにも苦労したけど、最近はタイミングが分かってきてうまく渡れるようになりました。
日本はあんなに交通整理が行き届いてて規制も厳しいのに、どうして事故が起こるのだろう。
ちょっと規則とか信号に頼りすぎてて、サバイバルの意識が低すぎるのかなぁと思いました。
まぁ、それが文明なんだろうけど。