NGO LOOBの活動をフィリピン現地スタッフがお届けします!
by loobinc
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週末ボランティア長期計画始動!!
LOOB houseのwifiが突如使えなくなるというハプニングに
見舞われながらも元気にやっております、しゅーへーです!

6月21日にダンプサイトの側のカラフナンという場所でWeekend Activityを行いました!
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今回のWeekend Activityからテーマを定め、
4ヶ月間のWeekend Activityをこのテーマに沿って行っていきます!
具体的な方向性をもって長期的にやっていきたいと考えています!
今回のテーマは
”Knowing deeply our own country”

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これから、夢や目標というのを子どもたちに持ってもらいたいと考えたときに
世界のことについても目を向けてもらいたいと思います!
ただ、その第一歩としてまず、自分の住んでいる国“フィリピン”について、
もう一度、考え、学び、彼らの知識をより高めていけたらと思います!
個人的にかなり楽しみです!!!!:)
内容としては、まずフィリピン全体について、
その次からはフィリピンの3つの大きな地域のルソン、ビサヤ、ミンダナオについて
各回ごとに学んでもらおうと考えています!

前置きが長くなってしまい申し訳ないです…。
その第一回を6月21日にやりましたよっていうのが今回のブログの内容なんです!!笑
つまり、フィリピン全体についてですね。
子どもたちがフィリピンについて何も知らないかというとやはりそんなことはありません。

もちろん学校で勉強もするし、両親からも教わりますからね。
そのため、最初にみんなが何を知っているかということについてプレゼンしてもらいました。
下の画像のように紙に国旗や国の形、フィリピンに関係すること全てを書いてもらいました!

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どのグループもたくさん書いてくれました!
発表も英語で話すのに苦労しながらも50人以上の前で発表してくれました!

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そのあとにこちらから、補足として国旗の意味や(フィリピンの国旗には全ての形、色に意味があるんです!!)国技など一般的なことを紹介しました!

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そして最後にクイズ形式でフィリピンについて学びました!
なんと、全問正解者が一人いました!!

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今回は今まで以上に子どもたちが集中して聞いてくれ、
テーマ通り、フィリピンについてDeeplyに考えてもらうことができたと思います!
そして何より子どもたちのお母さんから素晴らしいアクティビティだと
言ってもらえたことが非常に嬉しかったです!!

次回はルソンについてです!
このテーマでのWeekend Activityを通してフィリピンの子どもたちが
自分の国のことをもっと好きになってもらえたら本当に嬉しいです!

今回の軽食は語学学校の教師のフィリピン人の方が寄付してくださり、
そのお金で子どもたちに一食分のご飯を渡すことができました!
もし、興味があるという方は寄付してくださると嬉しいです!!

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そして、Weekend Activityが終わった後にLOOB Kids、
つまり、LOOBが教育サポートを行っている子どもたちにインタビューをしました!
夢や好きな教科、空いている時間に何をしているかなどを聞き、
しっかりと子どもたちが頑張れているのかどうかを確かめました!
自分がインタビューした子どもたちは全員、夢をしっかりともって頑張っているようでした!
このようにLOOBでは子どもたちにインタビューし、
しっかりと子どもたちの成長を見守りながら教育サポートをしています!

また、最近は語学学校から多くの方が参加してくださるようになってきました。
本当に参加していただき、ありがとうございました!
そして、本日、新しく2名の日本人ボランティアスタッフが来てくれました!
より一層、LOOBは突っ走っていきます!!:)

しゅーへー
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by loobinc | 2014-06-23 10:52 | 英語研修&週末ボランティア
★第一回 鍵盤ハーモニカクラス★ @Bakhaw小学校
こんにちは!
ブログでは2回目の登場となります、しゅーへーです!

今回はタイトルの通り、鍵盤ハーモニカクラスについてのご報告です!
近隣のBakhaw小学校の校長先生に依頼され、6月から12月のクリスマスパーティーまで
週に1回、40分の鍵盤ハーモニカクラスをさせていただくことになりました!
鍵盤ハーモニカは日本から寄付して頂いたものをBakhaw小学校に寄贈させて頂きました!
生徒のみんなはとても喜んでいました!!

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今回は第一回ということもあり、この鍵盤ハーモニカクラスのテーマと
クリスマスパーティーでどんなパフォーマンスをして欲しいのかを
動画で紹介し基本的な指使いを教えました。
今回の鍵盤ハーモニカクラスの全体のテーマとしては
“Learning and Interaction through Music”
としました。LOOBから日本人スタッフが参加することにより、
音楽への興味や関心がさらに高まって鍵盤ハーモニカを楽しみながら学んでくれたらなと思います!
また、最後のクリスマスの発表会に向けて自信をもってもらえたら嬉しいですね:)

授業は日本人スタッフがメインで教え、
そのサポートをフィリピン人スタッフがするという形で進めていきました!

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授業をしていて何に驚いたって生徒の勉強する姿勢について本当に驚かされました!
実は今回、数人の生徒が鍵盤ハーモニカを忘れてしまったこともあり、
全生徒がピアニカをもって授業を受けていたわけではないのです…。
ただ、そんな生徒たちもしっかりノートに鍵盤の絵を描いて覚えようとしてくれました!

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他にもなかなか正確な指使いを知らず、何度も失敗してしまった生徒も
何度もチャレンジして最後にはみんなの前で上手に発表してくれました!

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また、日本人の来客が珍しいからなのか、
窓の外から授業を覗いている生徒も多く第一回としては成功したのかなと思います!
まだまだ、これから長く続くクラスなのでこれからは生徒ひとりひとりの名前も
しっかり覚えて仲良く楽しく発表会に向けて頑張りたいと思います!!

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これからの生徒のみんなの頑張りに応えられるよう頑張るのみです!!:)

しゅーへーでした!!
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by loobinc | 2014-06-18 22:41 | その他の活動
パナイ島の戦争と邦人の歴史を学ぶ(2014年度)
「私たちが戦争を語れることの出来る最後の世代です」
LOOB代表の幸恵さんの挨拶の中で言われた言葉、これから始まる「パナイ島の戦争と邦人の歴史を学ぶWWⅡスタディツアー」の重要性と私たちが参加する意義を問いかけるような言葉で始まった。

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私は、沖縄県琉球大学に通う宮城保志、現在はマニラでインターンシップをしている。今回はこのWWⅡツアーに参加するためにイロイロにやってきた。
都会のマニラとは違い、空港から市街地につながる道路沿いには田んぼが広がり、島国にふさわしい厳しい日差しと心地よい海風を感じることが出来、どことなく沖縄を思い出させる、そんな印象であった。約70年前、パナイ島では沖縄人を含むたくさんの在留日本人、フィリピン人が犠牲になった、私たちの知らない第2次世界大戦があったのだ。今回は、私がWWⅡツアーで学んだこと、感じたことを書かせて頂きたい。

【2日間の日程で行われたスケジュールは次の通り】
1日目 戦争についての学習
16:00 参加者集合 自己紹介
16:10 開会あいさつ 日本人、フィリピン人分かれての戦争学習
17:30 戦争体験者談話ムービー
18:00 夕食
19:00 フィリピン大学マブナイ教授による講演
20:00 World Cafe

2日目 戦争ゆかりの地訪問
08:00 朝食
09:00 フィールドツアー1(イロイロ市内の建物7つ、イロイロ市日系人会の平和祈念資料館)
12:00 昼食
13:00 フィールドツアー2(マアシン集団自決の慰霊碑)
17:00 LOOBに戻る 共有の時間 閉会式

 今回は私の他にも、イロイロで語学学校に通う日本人学生やスタッフも多数参加し、またフィリピン人の大学生も多く参加した。日本人だけでなく、フィリピン人に対しての戦争学習も行われ、双方の意見交換をすることが出来た。

 1日目は、主にフィリピンから見た第2次世界大戦、特にイロイロ市があるパナイ島で行われた戦争を学び、フィリピン人から見た側面で学習が進められた。特に印象的だったのは、実際に戦争を体験した80歳のバンジーさんのお話だった。これはLOOBスタッフがインタビューした動画で、バンジーさんは戦争が始まった時のこと、日本軍がパナイ島に上陸したあとの軍政の様子、日本軍が行ったひどい行為、また良い軍人もいたこと、現地住民の生活の変遷、そして終戦直前の日本軍の様子など事細かに話してくれた。表情は終始笑顔だった。

 また、マブナイ教授による講演では、戦争に至るまでの経緯や現地での戦闘の様子、戦争後の動き、そして自身の考えを私たちにわかりやすく話して下さった。

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 2日目、午前中はイロイロ市内にある当時日本軍が使用していた建物や刑務所、戦争で犠牲になったフィリピン人や日本人の慰霊碑などを訪れた。午後は集団自決が行われた場所を訪れ、帰宅後共有の時間を持ち、閉会となった。

軍政本部や従軍慰安婦があったプラザリベルタッド↓
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憲兵隊本部と刑務所があった場所で説明するディレクターのJOHNさん↓
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イロイロ日系人会が運営する平和祈念資料館で↓
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 今回、私が知らないフィリピンでの戦争を、現地の人の言葉で学ぶことが出来た。驚いたことに、ここパナイ島にはたくさんの沖縄出身者がいて、犠牲になったことを知った。日本で唯一地上戦が行われた沖縄、たくさんの人が集団自決で犠牲になったことと同じように、ここでもたくさんの人々が集団自決で亡くなったことを知った。

 配布された資料の中には、沖縄出身の人によって語られた当時の生々しいまでの様子が語られていた。手榴弾が配布されず、互いに刀で刺し合い、自決した。そんな私たちの祖先かもしれない人たちの思いを考えると、何とも言い表せられない気持ちになる。そして、たくさんの日本人軍兵がフィリピン人にした残虐な行為も語られている。戦争がそうさせてしまったでは許されないような、耳を疑いたくなるようなひどいこともあった。

 日本人も、沖縄の人も、フィリピン人も、そしてアメリカ人も、戦争に関わったすべての人が傷ついたに違いない。フィリピン人参加者の、「戦争では誰もが傷を負って生き、勝者は存在しない」という言葉を、鮮明に記憶している。

 このWWⅡスタディツアーに参加した私たちに、何が出来るのだろうか。ツアーは終わったが、これを始まりとしてとらえたい。このスタディツアーの最初に幸恵さんが言われていた「私たちが戦争を語れることの出来る最後の世代」ということが、今ならわかるような気がする。戦後約70年が経過し、実際に戦争を経験した人々から直接話を聴けるチャンスが、確実に少なくなっている。沖縄では、平和学習として小学校の頃から戦争についての学習をしているが、今になってやっと、戦争を身近に感じることが出来た。2度と犯してはいけない過ちを語り継げるのは、今を生きる私たちなのだ。

イロイロ在留邦人が兵隊らとともに逃避した山岳部への道↓
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 私は、2度と過ちを繰り返さないために、もっと学び語り継いでいきたい。たくさんの人に、戦争の悲惨さを自分の言葉で語りたい。家族、友達、後輩、これから出会う人々、そして未来の子ども達に、昔はこういうことがあったんだと伝えていく、これが私たちに出来ることなのではないか。

 また、今日本とは違う国に住む者として、他国の人々との付き合い方も考えていきたい。歴史は、人々の固定概念を作り上げると思う。もし初めてフィリピン人と会った時、日本人は今まで語り継がれていること、自然と出来ている価値観で判断しているかもしれない。それはフィリピン人が日本人と出会うときも同じなのではないか。祖母が日本人に嫌なことをされた、だから日本人とは話したくない。そう思う人もいるかもしれない。だからこそ、今フィリピンで暮らす1人の日本人として、これから出会うすべての人への感謝や尊敬の気持ちを大切にしていきたい。そうすれば、もしかしたら、「あ、日本人って意外といい人だな」って思ってもらえたら、次世代やもっと先の世代の人々の価値観に、今私たちが持っている価値観、固定概念とは違う印象が芽生えてくるのではないだろうか。

 私たちが生きている今は、未来の人々にとっては過去のことで、それを基準にしてこれから出会う人々を見ていくのかもしれない。世界中の人々が、全ての人に同じような尊敬を持って交流をすることが出来れば、平和構築の一歩につながると、今私は信じている。

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 今回のWWⅡツアーを始まりのきっかけとして、もっと学び、語り、そして出会うすべての人に尊敬を持って付き合っていきたいと感じている。今回参加できたことを誇りに思う。参加させて頂き、ありがとうございました。

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やっしー
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by loobinc | 2014-06-10 21:21 | その他の活動
スモーキーマウンテンでの活動を応援して下さい(前半)
~貧困のスパイラルを断ち切るために~
教育と給食のスポンサーを募集中です。


私は、2週間前、LOOBの活動地であるイロイロ市のごみ投棄場の中にいました。2007年にごみ山で支援活動を開始してから、少なくても月1回はここに入り、ウェストピッカーの人々の様子や市によるごみ処理システムの変化を見てきました。通算すると100回はここに来たことになります。それでも、目の前の光景に心が痛まないときはないです。いや、痛まないときは人間終わった時ですね。「このままで良いはずはない。自分が動いて、人を動かし、それで救える人生があるなら私は努力を惜しまない。」いつも、そう誓いを立てて、ごみ山を後にします。

ここでの活動から7年目、なぜNGOとしてまだここで活動すべきなのか、ということを初心に戻って書き留めたいと思います。そして一人でも多くの人の心に届き、一人でも多くの子ども達が金銭の不安を抱えることなく教育を受け、親世代からの貧困のスパイラルを断ち切ることができますように!と願いを込めこの記事をお送りします。


【スモーキーマウンテンとの出会い】

私は2001年からイロイロ市に住み、翌年にNGO LOOBを設立して主に地方での村落開発と教育支援を行っていました。2007年春のある日、イロイロ市で唯一のごみ投棄場で住民の3分の1にあたる約1,000がウェストピッカー(スカベンジャーともいう)として生活していることを事実を知りました。

高く積み上げられた山。2007年@イロイロ市カラフナンLOOB撮影
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視察に入ったとき、子ども達と。2008年@イロイロ市カラフナンLOOB撮影
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マニラのごみ山にも何度か行きましたが何もできなかった自分。しかし今回は地元、ということで通り過ぎて終わるのは止めようと決心しました。管理主体であるイロイロ市公共サービス局(GSO)から情報を集めると、ちょうどウェストピッカーの組織化(当時はCSNという名称)が本格化したばかりで後方支援が必要とのこと。これを聞いて、さっそく日本から支援者と資金を集め、ウェストピッカーの女性や若者による裁縫プロジェクトと、その子ども達への教育サポートを始めたのでした。

こうして手探りで「スモーキーマウンテン地域住民支援プロジェクト」がスタート。
最初の頃は、なんと!裁縫プロジェクトも子どもへの英語アクティビティもごみ投棄場の中で行ってました。
(今来ているボランティアには信じられないでしょう?!)
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2009年には大きな進展がありました。住民組織はUCLAという名称で法人となり、LOOBがラーニングセンターを建設・寄贈したのです。
これまで投棄場の片隅で実施していた子ども達の週末の活動でしたが、屋根がある!床がある!竹のセンターに移動できたときはみなで感激しました。
開設式にはイロイロ市の市長さんも来てくれました。
その時の様子はこちら:
http://loobinc.exblog.jp/i16/
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【貧困のスパイラルを断ち切るために】

私たちのここでの活動の目的は一言で言うと、「子どもをごみ山での労働から隔離し、学校に行かせること」にあります。

本来なら教育は子どもの基本的権利であり、フィリピン教育省の予算(2,933億ペソ)は中央省庁16省で最大の予算をゲットしていることからも分かるように、政府は「万人のための教育EFA」の実現を標榜しています。

しかし、皆さん、現実はどうでしょうか?
全ての子ども達が教育を受けるという理想に大きな距離があります。
ごみ山は現地ではBasulahan(ごみ箱、ごみを溜める場所という意味)と呼ばれ、フィリピンでは長らくオープンダンピング、つまり積み上げるだけの投棄方法だったため、大量のハエ、強烈な悪臭、汚水の流出、足元には危険廃棄物、ガス等による火災や発煙、そして炎天下という何重苦?以上の環境です。
そんな中、大人に混じって仕事をこなす子ども達。

親の代から続く貧困のスパイラルを断ち切るためには、今、この子たちが教育を受けることがまず一歩です。

写真2013~2014年@イロイロ市カラフナンLOOB撮影
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【可哀想だからではなく、可能性があるから支援する!】


この7年間の活動の中、私自身が新しく発見したこともあります。それは、「子ども達が貧しいから、恵まれないから、可哀相だから、支援するのではない」ということです。もちろん劣悪な状況で日銭を稼がなくてはいけない状況の5歳か6歳の子どもを見れば誰だって心が痛みます。私も最初はそうでした。可哀想という気持ちを持つことはそれ自体は悪いことではないですが、それを原動力にしてアクションを起こさなければ感情すらやがて消えてしまいます。

そしてさらにNGOのメンバーとして支援活動をさせてもらって学べたのは、同じ気持ちを共有する「同志」と共にアクションを起こすことで、一人の力が何倍にもなる、という事実です。一人だったら一過性の支援で終わっていたでしょう。でもたくさんのユースボランティアが日本からフィリピンから集まってくれ、子ども一人一人の可能性を引き出すために、たくさんの工夫を凝らして活動しています。

カラフナンの子ども達は決して貧しい可哀想な子ども達ではなく、貧しくとも大きな可能性を持っている子ども達でした。
そして、LOOBは彼らの可能性を広げることができる構造や機能を持つNGOに成長しました。
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【教育と給食を応援して下さい】

活動当初は、裁縫の生計プロジェクトに対する月額支援額(購入額)が1万ペソ、教育支援する子どもは年間10人でしたが、多くの方のサポートで2013年には裁縫への支援額が月平均4万ペソ、子ども達の数も年間50人に拡大することができました。これにより、裁縫に従事するお母さん達8名と、子ども達51人は確実にごみ山から距離を置き、前よりも衛生的な生活を送ることができています。

(51名の子どものうち週末はごみ山に入ってお小遣いを稼ぐケースも少ないですが、そういう場合にも子どもがドロップアウトしないよう、教育を断念しないよう、スタッフから声をかけていきます。)

しかし残念なことに、LOOBの活動や支援額が増えても、ごみ山で働く子ども達の数が減るわけではありませんでした。これは慢性的なフィリピンの雇用不足が背景にあり、農村や漁村で食べていけなくなった地方の人々がごみ山に流入しているからです。
UCLAのメンバーも当初の200人から300人に増えています。

50人の会員が集まれば、50人の子ども達が学校に行けます。

あなたが教育サポート会員(年会費12,000円)になってくれたなら、10,000円は子どもに対する実際的な金銭の支給となり、残り1,000円は週末のKids Englishや年1回のKids Campの活動費に、残りの1,000円が運営費となります。

30名の会員が集まれば、1年間の栄養食活動と学童の活動ができます。

また学校に行けたとしても、お昼を食べれない子ども達は空腹で授業に集中できず、これも50%という高いドロップアウト率の一因になっています。そこでLOOBでは栄養給食活動にも力を入れてます。

あなたがスモーキーマウンテン会員(10,000円)になってくれたなら、7,000円はカラフナンごみ投棄場に一番近いFJK公立小学校での給食活動に、残り2,000円を夕方のUCLAラーニングセンターの維持費と学童サービスに、残り1,000円が運営費となります。

私たちは、カラフナン地域の学校に通いたいと願う子ども達が全員、高校を修了するときまで活動を続けたいと考えています。

あなたも、ぜひ子ども達の「夢と未来」を育てるプロジェクトに参加してみませんか?
個人・グループでの参加をお待ちしております。

詳しくは下記ページから、もしくは直接メール(info★loobinc.com ★を@に換えて)下さい

http://www.loobinc.com/edu01.html

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by loobinc | 2014-06-04 05:51 | スモーキーマウンテン
スモーキーマウンテンでの活動を応援して下さい(後半)
スモーキーマウンテンでの活動を応援して下さい(前半)

【スモーキーマウンテンとは?】
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ところで、スモーキーマウンテンというところについて少し解説したいと思います。
たまに「市民が勝手にごみを投棄した場所」と思っている方がいるようですが、そうではありません。

ごみ山は現地ではBasulahan(ごみ箱、ごみを溜める場所という意味)と呼ばれ、フィリピンでは長らくオープンダンピング、つまり積み上げるだけの投棄方法だったため、大量のハエ、強烈な悪臭、汚水の流出、足元には危険廃棄物、ガス等による火災や発煙、そして炎天下という何重苦?以上の環境となってました。発煙が発生しているときはごみ山はまるで火山のようにプスプスと白い煙が立ち込め、これがスモーキーマウンテンと呼ばれる所以になっています。

フィリピンにごみ山はいくつあるか?

フィリピンには基本的には81の州があり、144の市と1,490 の町があります(最下の行政単位バランガイでは41,995あります)。マニラ、セブ、ダバオ、イロイロ、カガヤンデオロなど、人口20万人以上の高度都市(highly-urbanized City)に指定された市は35もあります。

ドイツ技術協力会社(GTZ)のレポートによると、フィリピンのごみ処理施設は、衛生埋立処分場(Sanitary Landfill)が45あり、69が建設中です。昔ながらのオープンダンピング(Open Dumps)または埋立 (Controlled Dumps)方式は、946もあります。つまりフィリピンのごみ山は1,000箇所にあるといえるようです。

どのような収集システムかというと、イロイロ市では、日本と同じように一般廃棄物(市民から出される一般ごみ)の収集サービスがあります。日本とほぼ同じで、ごみ収集トラックが地域に設置されたごみステーションを回り、これをカラフナンに投棄または埋立します。

上記の通り、多くのごみ処理施設が、衛生埋立方式ではなく、非衛生なのですから、働き場所として適切な環境では全くありません。ただこんな環境でも日々の生活のため、資源ごみを拾い、ジャンクショップ(リサイクル業者)に売って生計を立てています。きれいにいえば「資源ごみの回収を行っているリサイクル業」として一つの立派な産業を形成しているともいえます。

イロイロ市のごみ投棄場は2014年現在も発煙により、消防車が出動することもある↓
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2014年訪問時、子どもが銅線を取り出すためごみを焼いていた。これが発煙の原因になることも多々↓
(写真2014年5月@LOOB撮影)
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【イロイロ市カラフナンごみ投機場の現状】

次にイロイロ市カラフナンごみ投棄場に絞って現状をまとめます。この7年の間、私たちLOOBは、日本とフィリピンのスタッフ&ボランティア達が毎週ごみ山に通い続け、お母さんや若者、子ども達と地道に関係を築き上げてきました。その過程で、イロイロ市の廃棄物管理システムや、地域住民の生活状況に及ぶまで、多くの変化を目にすることができました。

【名称】イロイロ市カラフナンごみ投棄場。
【年数】1989年イロイロ市が開設。もともとは湿地帯で、近隣の小作農がウェストピッカーになっていった。
【面積】26ヘクタールで東京ドーム5.6倍の大きさ。(ケソン市パヤタスの集積場は22ヘクタール)総面積のうち、3分の1はまだ緑の空き地であり、向こう5~10年は利用可能といわれる。
【投棄量】2010年時点の1日当たりの投棄量は180~300トン、蓄積量は約30万立方メートル。
【回収範囲】イロイロ市(人口42万人)全域と隣のオトン町およびパビヤ町。ごみ収集業務を委託された民間のJ.S.Laysonという会社が回収している。それ以外のごみ収集サービスが地域では、自分達の家の周りに捨てるか、燃やすか埋めるかしている。 大きなショッピングモールや病院などでは独自に処理することもある。
【水質汚染】イロイロ市投棄場は1986年から約20数年以上にわたって、汚水処理機能もない状態で、すぐ近くにある7.8キロのカラフナン川に汚水が垂れ流し状態にしてきたため、河川汚染を引き起こしていた。しかし、カラフナン川の水は近くの水田に灌漑用水として引かれており、河川浄化が急務となっている。
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【環境への改善点1: 衛生埋立場】共和国法9003号に準じて、これまでのごみ投棄場の中に、2つの汚水処理エリアが建設された。これは、ごみ山から出た汚水を中和・浄化して放水するもの↓
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【環境への改善点2: 河川整備工事】
2014年現在、全長7.8キロのカラフナン川底にたまった有害な汚泥物を取り除くため、大規模な河川整備工事が行われて入る。ごみ山の頂上から見た景色。
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【環境への改善点3: 市民による分別回収】2009年にイロイロ市条例により市民レベルでの家庭ごみの分別(土に還えるもの、土に還らないもの、資源ごみの3種類)が義務づけられたが、現状は市民に分別回収が普及しておらず、つまり、この投棄場に資源ごみがまだ集積されている状態であるため、ウェストピッカーの仕事が成り立っている。
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【労働環境への改善点1 MRFの稼動】 
Material Recovery Facility (MRF)と呼ばれるベルトコンベイヤー(2機)での作業が定着し、シフト制で約60人が分別作業にあたっている。屋根があり、炎天下や雨の中で動きまわらなくていいので、体力の消耗は減ったようだ。衛生面は良くはないものの、ごみ山に登るよりはマシという感じである。市からの給与はなく、資源ごみの換金で生計を立てるという点ではこれまでと同じである。
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【労働環境の改善点2: 立ち入りの規制】 
夜間8時以降の立入禁止。15歳以上の児童の立入禁止(ただし実際は黙認されている)。家畜(牛・ヤギ・羊)の放牧禁止。
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【新しい生計手段の確立】 UCLAの裁縫部門が製作するジュースパック製品、また紙ビーズ部門が製作するペーパービーズ製品は、LOOBが月約4万ペソの購買契約を結んだことにより、安定的な収入を生み出している。
ローカル新聞の記事はこちら

その他、生ゴミからの堆肥(Fertilizer)を製造して園芸屋さんに売る計画もあったが、有毒物質を含むため商業化できずにいる。また東京大学とCPUの研究の一貫として古紙炭(Paper Charcoal)を新たな生計手段とするアイデアもあったが、商品開発だけが進み、商業化には至ってない。古紙炭はラーニングセンターの一角に眠っている状態である。

【最新ニュース: NNAフィリピンから】
イロイロ市は、韓国企業ドリームENGと合弁でプラスチックごみなどを燃料とする発電所を建設することで合意した。出力は6,000 キロワットで、2015年の商業稼働を見込んでいる。

発電所は、市内のカラフナンごみ処理場内の1ヘクタールの敷地に建設。イロイロ市とドリームENGは20 年間の合弁契約を結んでおり、それぞれ15%、85%の権益を保有。発電所稼働後、市は毎月約2万米ドル(約205 万円)の収入を確保できるという。発電した電力は、配電業者パナイ・エレクトリックに販売する方向で交渉中。ドリームENGは、1キロワット時(kWh)当たり7.5 ペソ(約17 円)で売電する考えを示している。
燃料には、プラスチックごみを中心とする廃棄物を使用する。

同社は、瓶や鉄材などリサイクル可能なごみは必要としないと説明。発電所の稼働により、リサイクルごみの収集で生計を立てている市民に影響が及ぶことはないと強調した。


以上の情報は主に、LOOBがお世話になっているUCLA副代表の姉御、Loreliさん、またGSO職員との会話でメモを取ったものです。100%の正確性は保証しておりませんので、知りたい方はご自分で調査を!(笑)。


最後に、1枚の写真。先日猛暑の中、ごみ拾いに来ていた家族です。夏休み中だったので、たくさんの子ども達がいました。この家族の表情は心からの笑顔だと思いませんか?
あなたはこの写真から、何を感じますか?
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by loobinc | 2014-06-03 15:10 | スモーキーマウンテン