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LOOBの夏 ~Part5~琉球大学「戦争」スタディツアー
こんにちは。幸恵です。生きています。
夏の思い出シリーズ第5弾、いきます~!

9月17日に琉球大学の星野教授と生徒さん6名が来訪し、戦争に関するワンデースタディツアーを行いました!

一日という比較的短い時間でしたが、勉強会やただの視察で終わってしまわないよう、現地の同年代の若者と戦争と平和についての意見交換会に持っていけるようアクティビティを組ませていただきました。

まず午前中はLOOBシェアハウスで、日本のフィリピン統治についての勉強会。
日本語の資料を渡航前に読んできてもらっており、実際のレクチャーは現地スタッフAprylが、フィリピンの高校2年生で実際に使われている歴史の教科書を使って行いました。

フィリピン国民の視点から太平洋戦争下での日本によるフィリピン統治がどのように伝えられているか、日本ではなかなか知る機会がないと思います。フィリピンの教科書では一章分が全部、日本統治時代になっているのです。

太平洋戦争の大まかな流れを理解したところで、戦争体験者のバンジーおばあちゃまの動画を見ていただきました。(今年5月に日本人スタッフShuhei君とAprylがインタビューを撮ったものです)
本当なら実際にお話しを聞かせて頂きたいところですが、高齢でなかなかそうもいきません。

おばあちゃまの証言から、イロイロの一般市民の生活を知ることができた後、ジプにーに乗ってイロイロ市内のフィールドトリップを行いました。街中の建物が、日本軍にどう利用されたか、そして抗日ゲリラになった方々や日本軍の動き、終戦を迎えてからのポイントを訪問しました。

日本軍の本部があったPlaza Libertad↓
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軍人墓地に併設される資料館↓
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皆でランチを食べてから、いざ邦人の集団自決があった山奥の現場へ。
雨季でしたが、幸運にも数日前から雨が降ってなかったので行くことができました。

現場に到着すると、慰霊碑を管理している地元の女性が迎えてくれました。
この女性の一族が集団現場で生き残った赤ちゃんを引き取って育ててくれたそうです。
「この現場は私たち一族にとっても想い入れのある場所なのです」とおっしゃってました。
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皆で黙祷を捧げてから、またLOOBシェアハウスに戻って最後のシェアリングに挑みます。
ここでは、スタッフがファシリテーションせず、沖縄の学生さんと現地の若者から自発的に聞きたいことをまとめて相互に対話を進めてもらいました。

 「戦争をしないために何ができると思いますか?」
 「慰霊碑に着いたときにどのような感情になりましたか?」
 「フィリピンは米軍が撤退したが、フィリピンにとって米軍は必要だと思いますか?」
 「沖縄では反基地感情が根強いことは知ってましたか?」

相互に知識が未熟な部分がありましたが、教授やスタッフの補佐もあり、改めて自分の国が抱える歴史や現代の防衛協力などについて考え、相手の国の立場も知りながら対話を進めることができました。

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ここまで書くと、とーっても真面目で陰鬱な(?)ツアーを想像されるかもしれません。
が、実はフィリピン側の若者が非常~~~に元気(というかうるさいほど!)な面々だったので、ジプニーの中は常に大爆笑の渦でした。
日本とフィリピンの国で起こった悲劇の歴史を振り返ると、こうやって笑い合えることの幸せをかみ締めることができますね。
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琉球大学の皆さん、ありがとうございました!
また、このうるさい人たちが恋しくなったらぜひイロイロへお越し下さいね!
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by loobinc | 2014-11-12 15:51 | ワークキャンプ&ツアー