こんばんは。ユキエです。
最近、日本人スタッフもフィリピン人スタッフもいろいろと忙しく、ちょっと寝不足。。。
ワークキャンプ広報、カレンダー製作、給食支援、日本語学校開設のお手伝い、週末アクティビティ、韓国系英語学校での販促キャンペーン、ラーニングセンター建設着工などなど。
でも、日本人の大学生ボランティアさんが4人いるので、ここまで多様な活動をこなせるんです!ありがたいことです。
さて、そんな多彩の活動の中でも、最近私が心から嬉しかったLOOB的、かつちょっと個人的なこと。
市内に、パナイ島全域の製品を扱うIPA(Ilonggo Producer's Association)というショップがあり、そこにUCLAで作っているジュースパック製品を置いてもらうことになりました。
(IPAは貿易産業省の傘下で、いわゆる貿易振興センターみたいなものです。)

ジュースパック製品をイロイロ市でも販売できること。それも、もちろん嬉しいんだけど。
このIPAには個人的な思い入れがあるのです!
イロイロに越してきて、LOOBを立ち上げて、友人もほとんどいなかった2001年。
天然素材系の小物が好きな私は、よくIPAに通っていて、やがて日本に紹介したいなと思い始めました。
手漉き紙やら、手織り製品やら、竹製品やら。
「いいな」と思ったものの生産者を紹介してもらい、遠くはアクラン州まで製品を見に行ったり。
いろいろな生産者と会って、製品や素材の知識が少しずつ広がりました。
私にとって、製品を探すことは、「日本への橋を見つけること」だったのかも知れません。
別に日本にホームシックだったわけではありません。
IPAに来て、あれこれ製品を見ていると、日本とフィリピンをつなぐフェアトレードの夢が広がったものです。
結局、資本不足で大きく展開することはなく、今でも取引があるのはギマラス島のCOPさんのみ。
でも、IPAに行くと、その頃、行き先も分からずに進んでいた自分を思い出します。
製品と同じ数だけ、その裏には生産者の苦労や喜びがあり、日本にそれを紹介できる可能性がある。
個人的な趣味に毛が生えたような活動でしたが、行き先が分からない分、どんな方向にでも進んで行けるような、ワクワクした気持ちでした。
最初は、自分で出店することになろうとは、夢にも思ってなかったのです。
振り返ってみると、たくさんの日本人ボランティアとフィリピンボランティアに恵まれてきたことや、LOOBのフェアトレードの歩みが重なって、特別な思い入れが溢れてきたのでした!
★探してみたら、意外におしゃれなIPAのHPがあったのよ★
イロイロに来られる方は、ぜひ足を運んでみて下さいね!
http://www.ipa.com.ph
住所: Sarabia Manor Hotelの中(プールの前)
General Luna St. Iloilo City, Philippines