NGO LOOBの活動をフィリピン現地スタッフがお届けします!
by loobinc
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UCLAインタビュー調査とMRFでの分別作業参加
こんにちは006.gif
はじめまして、まきです056.gif056.gif

私は9月の”英語研修&週末ボランティア”に参加し、その後9月30日までスタッフとして滞在しました029.gif
約1か月という短い期間でしたが、LOOBのプログラムに参加し、ボラスタとしてLOOBの活動に参加し、さらに活動の合間に自身の大学院の研究に関わる調査までも行わせて頂きました!

今回は、この調査について紹介したいと思います。

私の興味は、フィリピンの”廃棄物リサイクル”とその枠組みの中での“ウェイストピッカー”にあります。

日本では行政のルールに従って各家庭で当たり前のように行われている分別ですが、フィリピンでは分別という概念がなかなか市民に浸透していません。そのため、多くの場合、一度ごちゃまぜで捨てられたごみの中からリサイクルできるものを分別することによってリサイクルがスタートします。
そしてその最初の段階を担うのが、ウェイストピッカーです。

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ウェイストピッカーによって分別されたリサイクルできるごみは、地域のジャンクショップで取引され、場合によってはさらに大きなジャンクショップに運ばれて中間処理(洗浄・圧縮等)されます。その後、リサイクル業者との取引をへて工場で資源として加工され、製品として生まれ変わり、再び人々の手に渡っていきます。

ウェイストピッカーの行うごみ拾いは、この流れの一部と考えられるのです。




イロイロ市のカラフナンごみ投棄場には、ウェイストピッカーたちの労働時間・ごみ販売価格等の労働環境の改善や、ごみ拾いからの脱却を目指して設立された組織、UCLA(Uswag Calajunan Livelihood Association)が存在します。ここでは、一般的な企業の労働組合のように、一部のウェイストピッカーが組織として動いているのです。


このような背景を受けて、今回調査として行ったのは以下の2つです。

072.gifUCLAの副代表であるLorelie T. Secatinさんへのインタビュー

072.gifMRF(Material Recycle Facility)で行われている分別作業へ参加

MRFはプラスチックやビン・カン・金属などリサイクルできる廃棄物を分別するための施設です。現在UCLAが管理を行い、そこでUCLAメンバーが働いています。リサイクルできる資源の分別状況を見るとともに、MRFで働く人々の話を聞くために参加しました。

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<インタビューについて>
インタビュー前はLorelieさんの副代表という肩書きに若干緊張していましたが、実際会ってみるととっても気さくな方でした。彼女はUCLAメンバーをまとめる立場にあり、メンバーのことはもちろん、MRFのこともすべて把握しています。インタビューした内容は以下の通りです。

・UCLA設立の経緯(組織化によるメリット等も含む)
・UCLAの部門ごとの状況(分別部門・裁縫部門・コンポスト部門・ペーパービーズ部門)
・UCLAによるリサイクルの状況(各資源の価格・取引先)
・メンバーに対するサポート



彼女と話していると、肩書きに関係なく、メンバーと同じように働き、メンバーの目線で物事を考えている、ということがひしひしと伝わってきます。

UCLAのメンバーの口となり、耳となり、足となり、起こった問題に対処していく・・・

同じ女性として、とてもかっこいいと思いました!
3回のインタビューを終える頃には、私はすっかりLorelieさんの人柄のファンになっていました053.gif


<分別作業への参加について>
MRFでの分別作業には、約1時間から1時間半、3回に渡って参加しました。

ここでは、トラクターによって町から運ばれてきたごみが山のように積み上げられ、ベルトコンベアーに乗せられて次々と流れていきます。

まず大雑把にリサイクルできるものをごみの中から取り出していきます。
生ごみが多いので大変です。サックでポリ袋を破きながらの作業です。

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次にリサイクルできるものをより細かく手作業で分別していきます。

ごみ自体にその素材名が書いてあるわけではないのに、ここで働く人々は手際よく分別していきます。
最終的には20種類くらいに分けられるそうです。

例えば、この2種類。

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d0146933_14301532.jpg


上の2つの写真はそれぞれ"Plastic"と”Scramble(Impact)”と呼ばれる別々のリサイクル可能なごみです。
私は最初その分類がなかなか覚えられず、何度も間違えてしまいました008.gif



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彼らの働く様子を見ていると、ごみ拾いもきちんとした一つの仕事だな、と感じさせられます。
決して楽でも安全でも衛生的でもないけれど、彼らなりに楽しく、一生懸命働いています。



もちろん彼らが個人個人で仕事を選ぶことができる環境にあるならば、もちろん、ごみ拾い以外を選ぶべきだと思います。
しかし、仕事としてごみ拾いを選ばなければならない環境にある人もたくさんいます。
誰でも、いつでも、簡単に始められるし、簡単にやめられる仕事しか選択肢がない人もいるのです。

そんな彼らだからこそ、ちゃんと公的に認められるべきで、何らかの方法で支援されるべきだと、私は思います。


現実的な問題はたくさんあるだろうけれど、彼らを少しでも支援しようと動いているLOOBの活動は継続すべきです。
私自身、LOOBメンバーの一人としても、研究を行う一人としても、今後も関わっていきたいと思いました。



今回の滞在・調査でお世話になったLOOBのみなさん、LorelieさんをはじめとするUCLAのみなさんに改めて感謝したいと思います。

ありがとうございました001.gif056.gif

Salamat po053.gif
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by loobinc | 2012-10-03 15:47 | エコ&グリーン活動
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