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本日の久々にブログ登場のゆきえです。
先週末STAND UP TAKE ACTION (SUTA)2013をナムコン村で開催してから、私達スタッフ&ボランティアの一行約20名は、ある目的のために、そのまま泊まり込みのワークショップを行ってきました。 SUTAのキャンペーンで、ミレニアム開発目標MDGsを通して世界の様々な課題について想像力をはたらかせてみる、そしてその後は、目線を自分達の活動地に向けてみよう!というまさにThink globally, Act locally的な流れでこのワークショップに突入しました! 題して。。。 “Be the Wind, be the Soil towards Development! コミュニティ開発の風と土になぁれ!” これだけ見てもどんなワークショップか不明でしょう。 最初、スタッフやボランティア達の絆を深めるのが主目的で、最初は「ナムコン村の地図作り」を通してのチームビルディングを考えてました。ディレクターのJOHNが今年7月JICA横浜で参加した「住人主体のコミュニティ開発研修」の内容をまだスタッフで共有できてなかったので、彼が日本から学んできた「あるもの探し」という村落開発の理論と手法についてデモ体験することになったわけです。 (余談ですが、JOHNがARUMU NO SAGASHIと連発するので、私はてっきりアルプスの少女ハイジの何かかと思ってました笑) まずは、SUTA終わってからの鉄板焼き! (食べながら焼く、焼きながら食べる業をフィリピン人に教え込む↓) ![]() 満腹になったところで最初のアクティビティ。 ここから、やっと本題に入ります! ①:コミュニティってどんなもの?(10月12日19時~20時) フィリピン人(Shasha, Niel, Japhet、Stephan, Francis Mariel)、日本人(Ponchan, May, Kensuke, Yuka, Yusuke, Chi)を2つのグループに分け、「コミュニティ」の定義についてまとめていきました。 一緒に活動していても、自分達が思っているコミュニティの外枠や共有事項って結構あいまいなのですね。皆のイメージをひとつに束ねていきます。 ②:あるもの探しってどんなもの?(10月12日20~21時) 「あるもの探し」の対象はなんでも(良いこと、面白いこと、問題点など)いいのですが、原則として●村の当事者が認知したこと/しなかったこと、●外部者が認知したこと/しなかったこと に分類します。 ナムコン村の人たちにとって当たり前の光景でも、外から来た人とっては問題だったり、謎だったり、新鮮だったりするわけです。つまり、村の人は動かない土、外の人は風です。 この2つが出会って、化学反応が生まれ、地域にどんなものがあるのか新しい価値を見い出し、村の活性化につなげていくのですね。私がこの「あるもの探し」という言葉を知ったのは初めてでしたが、要するにLOOBがずっとやってきた「異文化の交流を基礎とした、地域での協力の形」を理論的に組み立てたものなのでした!!LOOBは理論より先に、実践を重ねて活動してきたので、こうやって机の上で目に見える理論を学んだとき、ほぉーーとなりますね。 今回は日本人とフィリピン人に分かれてこの村で「課題と感じること」をあげていきました。日本人皆この村でホームステイしているので、井戸やお風呂での改善点があがり、フィリピン人からは特にごみ処理や大雨時の洪水について出てました。 ![]() JOHNさんによる夜の講義はここまで。その後は、もちろんお疲れ様のビールで乾杯! 翌朝はみんなで朝食を作って、リムエルの変なエクササイズをして、Tarzanというインパシブルなミッションを頭脳とチームワークで解決するゲーム。 そして、いよいよチームメイトと村を探索するあるもの探しの時間がやってまいりました。 ③:フィールドトリップあるもの探し(10月13日09~11時) ![]() 「村出身」のShasha、Nielと、「よそ者」である私たちが一緒にゆっくりとこのコミュニティの「面白いこと」を探していきます。基本、外部者が新鮮だと感じたことを、村の方にどんどんどんどん質問してきます。(ゆうすけ初め、日本人のツボは、ペットのような鶏との交流) ![]() この村は、このようにアヒルが水浴びする牧草的な風景がひろがっています。自然いっぱいですが、行き場のない土に返らないごみの問題も根深い。。。そして外部者が「新発見」した事項を、村の地図とともに書き出していきました。 ④村の代表者とプレゼン&シェアリング(10月13日14~15時) ![]() 最後にいよいよ地図のグループ発表です。 村の代表者にも数名来てもらって、プレゼンを聞いてもらいました。 村の方々にとって、新しい風となったでしょうか? (このプレゼンテーションの中で、ナムコン村に立てられている戦争記念碑について、写真のタタイからさらに詳しい話を聞くことができました。タタイのお姉さんにあたるナナイ・ドローレスという女性はLOOBのベースを無料で借してくれている方ですが、父親を日本兵に処刑された事実があります。この話を初めて聞くボランティアも多く、みな、真剣に話をきいてました) (ナナイ・ドローレスの詳しい話しこちらhttp://www.loobinc.com/peace04.html) LOOBが現地でのプログラムを作るとき、常に2つの視点を備え、そのバランスを計っています。 ★参加費や滞在費を払って来てくれる日本人の「学び&経験」が期待してきたことに対して、百点満点以上の満足がいくよう工夫すること。★もうひとつは、フィリピンの若者が自分たちの国を見つめなおすきっかけを掴めるよう工夫することです。 日本人から見ると、異文化への柔軟性、コミュニケーション力豊かな英語力、美しい海洋自然、家族愛を生活の中心においていること、他者へのホスピタリティ、貧困に打ち勝とうとする精神力。。。。。ごく普通の村の、ごく普通の家庭でまだ存在する、こういう歴史や風土、文化、生活環境といった一つ一つがフィリピンの誇れる資源であると思うのです。 そういうものを再発見して、自分や国や生まれた地域への自信を回復し、社会の中に眠っている価値やニーズを掘り起こしていける人材になってほしいです。 そのために、今回学んだ「あるもの探し」の考え方は、非常に分かりやすく有効だと思いました。 コミュニティ開発の分野でなくても、違う背景を抱える2つのグループの交流活動に使えそうです。 LOOBでも時間を見つけて、どんどんやっていきたいと思います! 以上、長くなりましたが、週末の1泊ワークショップの報告でした!
by loobinc
| 2013-10-18 19:12
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