【11月20日: フィリピン台風被災地 LOOBパナイ島支援報告Vol.1 】
19日までに83名から25万円の義援金が集まりました。
このうち18万5,000円(80,000ペソ)で下記の物資を購入し、バロタックビエホおよびコンセプションにお届けました。
* rice 10 sacks(米10袋)- Php17,000.00
* tarpaulin 10 rolls (防水ブルーシート10ロール)- PhP60,000.00
* common Nails(釘等の建材)- Php4,000.00
* generator (発電機の貸出し)
* tarpaulin 3 rolls (防水ブルーシート3ロール)- PhP18,900.00 (12月10日お届け分)
どの地域からも倒れた木をチェンソーで切る音や、家屋を修理するトンテンカンテンという音が聞こえてきました。
まず、ワークキャンプを実施していたバロタックビエホ町Nueva Sevillaというバランガイに米500キロを配給しました(バランガイからの500キロと合わせて約200世帯に配布されます)。
私達が数年かけて植えたマングローブはまだ根を張っておらず90%が流されてしまってました。。(涙)
さらに1時間北上し、コンセプション町役場に壊れた家の修復材となる防水テントと釘を寄贈しました(約50世帯分に配られます)。この町だけで倒壊家屋は7,000軒に登ります。
ここで町長と役所の方、農業従事者、漁業従事者の方にインタビューしました。農家のAさんは防水シートをもらいに役場まで出てきたけど本日の配布はなしということでチケットはもらえなかったと言ってました。NGOが直接被害者に配布する方法もありますが、今回は、内外の支援団体を一括している町の地方社会福祉開発局(PSWDO)を通しました。チケット配布などで重複を避けるシステムは施行されていました。
必要な支援内容は手段はこれからも変化すると思うので、ニーズをしっかり把握して活動しなくてはいけません。また「食」と「住」の問題が落ち着いたら今度は長期的な「仕事」の建て直しが必要です。長い、長い道のりです。
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