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NGO LOOBの活動をフィリピン現地スタッフがお届けします!
by loobinc
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支援Vol.2 「タタイと一緒に船を作ってきた!」12/16
【12月16日: フィリピン台風被災地 LOOBパナイ島支援Vol.2 】

本日までに165人の個人および団体から929,800円の義援金が集まりました。
寄付や広報で協力してくれた方々、誠にありがとうございますm( )m

10~13日の4日間にかけて、長期ボランティアスタッフとして滞在中の日本人大学生2名(ユースケとケンスケ)が被災地の活動に行ってきました。今回は、ボート支援の受益者である漁民のジミーさんのご家庭にホームステイさせて頂きながらの船作り。なんでも段取りして動くのが当たり前の日本人にとって、なかなか船作りが効率良く進まないことにフラストレーションを感じることもこともあったようです。そういう日本とは違う価値観(スピード感)を知っておくことは、NGOにとってとても大切です。若い二人がそういう違いも含めて、被災地である漁村の生活を体験してきてくれました。

では、ユースケ君からのご報告です↓

1. 物資の寄贈
12月10日。LOOBに集まった皆様からの義援金で、仮設住居用の屋根材(ターポリン)を2地域に、漁船の修復に必要な資材を1地域に寄付しました。今回のターポリンは全部で60世帯分あり、全壊した世帯の仮設住居および半壊家屋の屋根代わりとして、多くのご家庭が早速利用していました。漁船用資材は前回の寄贈と同じく、被災地での調達が難しい材料を購入してお渡ししました。

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2. 漁船の修復作業お手伝い
資材も道具も限られている状況なので、漁業組合のメンバーと全員で1隻ずつ修復していく形式をとりました。初めに損傷した船から取り出した船底(カスコ)を磨き直し、新たな木材を削って組みこんでいきます。当初作業は順調かと思われましたが、ある工程以降はどうしてもチェーンソーが無いと進められないということで完全に万事休すに。事前に分かり得なかったのか?とやり切れぬ思いを抱く私たちでしたが、漁師の方々は普段船を使えど作る立場ではないため彼らもまた試行錯誤しながら船を作っているとのこと。仕方なく彼らがチェーンソーを手に入れるまでは一度LOOBハウスに帰ろうと荷物をまとめ始めた頃、、、

タイミング良くセブの「台風ヨランダの被災者と共に働く会」の皆様から義援金のお申し入れを頂き、LOOBでチェーンソーの購入が可能になりました(会の皆様本当にありがとうございます!!)。12日夕方には購入した2台のチェンソー(1台26,000ペソ)が到着し、翌日から木材の切り出しが始まりました。今後はより速いスピードで作業が進んでいくはずです。次回の訪問の頃には多くの漁船が完成している…ことを切に願います。

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3. 衣類の寄贈
13日にはLOOBに寄せられた古着を仕分けし、Conception町内のバランガイLo-ongにて22世帯のご家族にお渡ししました。中には新品同様のサッカーのユニフォーム(筆者、欲しくてたまらなかった…)もあったりと非常に喜んでいただけたように思います。LOOBでは引き続き、義援金、その他支援物資を受け付けておりますので是非ご協力の程宜しくお願い致します。
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【スタッフ滞在の雑感】
今回は実際に被災されたご家庭にホームステイするという、非常に貴重な体験をさせていただきました。通常の「買って、渡す」だけの支援ではなく、現地の方々と一緒に長い時間を過ごし、被災地で実際に生活したことでより一層現在のConceptionの様子を把握することが出来ました。

私たちが滞在したのは漁船修復の作業場と同じバランガイLo-ong内の、タタイジミー一家。修復している漁船の1つがタタイの所有する船だったことから今回お世話になりました。ここは海岸からすぐ近くに位置しているため、元の家(コンクリート造り)は台風後の高潮で押し流されてしまい、現在一家は竹とトタンで出来た家で生活されています。聞いた話によるとこの地域で台風後も残っていた家屋は4棟だけだったとか。かつて整然と立ち並んでいた木々は半分以上が倒されており、家の周りはジャングルさながら。多くの被災地同様、ここでは今も電気が通っていません。復旧するのは早くても来年の半ばくらいだそうです。30度を超えるフィリピンで扇風機無しの熱帯夜、、、満足に寝られぬ夜が続きました。

到着したのはお互いの顔も見えないような夜中でしたが(実際次の日になるまで誰がホストファミリーなのか分からなかった)、近所の方々も集まってきて私たちを迎えてくださいました。上述のような状況でも一切辛そうな素振りを見せず、ましてや現地語を解さない私たちになんとかして短期間の滞在を楽しませようとすらして下さる皆様の優しさが本当に温かくて。。。こちらも支援でしっかりと応えなくては!と思いを強くしました。

最後に今回の滞在で最も印象が強かったのが現地の子どもたちです。家の周りに倒れた木々の合間を縫って駆け回り、その辺に落ちている瓦礫や枝を使って次々に新しい遊びを編み出していきます。また、作業の空き時間があったのでふらっと地域の小学校を訪れてみたのですが、授業中の子どもたちのエネルギッシュさたるや。先生の質問に殆ど全員の生徒が手を挙げて答えようとしていました。彼らの笑顔を見ていると、1か月前にこの場所で本当に未曽有の天災があったのだろうかと疑いたくなってしまいます。震災後の日本と比較すると、ここには十分なお金がありません。技術や資材だって不足しています。きっと人々が元の生活に戻れるのはずっとずっと先になるでしょう。それでもここなら、この子たちならなんとかやっていける、そう思います。私たちも、微力ではありますが、これからも被災地の助けとなれるよう支援を続けていきます。
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(ホストファミリーと近所の子ども達とパチリ)

by loobinc | 2013-12-16 16:30
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