Hello, everyone!現地スタッフの山本恭之です。
北海道は
旭川藤女子高等学校の6人の生徒さんが、1/7から1/16の間、海外研修に参加していました。
初日には、生まれて初めて見るゴキブリに悲鳴を上げ、バケツに汲んだ水でシャワーを浴びるフィリピンスタイルに辟易している様子でしたが、彼女達はすぐにそれらを受け入れ、ここで英語やフィリピンの文化を学ぶ準備ができたようでした。
「フィリピン人のように、ホスピタリティやユーモアに溢れ、笑顔を絶やすことのない人になりたい」と話していた生徒さん達。4日間のホームステイを終え、LOOBシェアハウスに帰る頃には、強く逞しく、幸せそうに歌って踊る素敵な“フィリピーナ”になっていました。ホームステイ先でゴキブリを見つけ、掴もうとした高校生が放った「殺られるくらいなら、殺ってやる」という言葉は、私の中で生涯、忘れることはありません。
さらに、ゴミ山での家庭訪問や小学校でのピアニカ教室では、家族や友達と幸せそうに暮らす人々に関わり、「本当の幸せのカタチ」を肌で感じることができたのだと話していました。また、フィリピン人ボランティア・スタッフとの関わりやLOOBシェアハウスでの共同生活から、他人を幸せにすることの喜びや日本での生活が当たり前ではなかったこと、小さな出来事や困難なことも自分次第で幸せに変えることが出来るということに気付いたと、生徒さん達は話してくれました。
そして、短かった10日間の研修を終え、とうとうフィリピン人シスター(ホームステイやアクティビティで共に過ごしたボランティアスタッフ)との別れの時がやってきました。いつなんどきでも、別れというものは寂しいものですが、彼女達の涙の奥には、どこかすっきりとした表情があり、この研修を大いに満喫し、たくさんの刺激や思い出と共に日本へと去っていきました。
LOOBで、フィリピンで、あるいは世界のどこかで、もっともっと素敵になった6人の“フィリピーナ”に再会できることを心から願っています!!
Salamat!!!! See You Again!!!!