こんにちは、LOOB現地スタッフのHideです。
今日は、6月9日(土)に開催された ”第5回 Turning Japanese 2018” について書かせて頂きます。このイベントは、簡単な日本語教室や日本文化紹介などを通して、「異文化に慣れ親しんで欲しい」との思いから例年開催されています。そんな今年も、「どうやったら楽しみながら異文化に触れられるか」を意識しながら、日本人スタッフが中心となって準備に取り組んで参りました。
当日は、日本語での自己紹介や日本文化クイズ、日本食作りや浴衣の着付けなど、バリエーションに豊んだ内容でプログラムを進めていきました。全体の感想としては、参加型のプログラムを多く取り入れていたことにより、参加者が主体的に日本文化に触れることができるイベントを作り上げることが出来ていたと思います。イベント終了後の参加者の感想を見ても、”満足”だったとの感想が多かったため、無事にイベントを作り上げることができて、現地スタッフ一同、一安心したことと思います。
今回の”TURNING JAPANESE2018”は、私が現地に来て初めて主体的に作り上げていったイベントでもありました。実を言うと、私たち日本人スタッフの間では今回のイベントは悔しさが残るもので終わりました。というのも、フィリピン人スタッフ間との連携は勿論、日本人スタッフ間同士での連携も上手く取れていなかったが故に、当日バタついてしまう場面が出たり、所々盛り上がりに欠ける場面を生んでしまったからです。
NGOでの業務は常にスタッフ間同士が連携を取り、情報を共有していなければ円滑に行うことが出来ません。また、今回のように日本人が主体的に考えたイベントであったとしても、フィリピン人スタッフの助けなくしては成功に導くことはできません。私を含め現地の日本人スタッフは、今回のイベントを通して”連帯意識”を持つことがいかに大切で、必要なことかを痛感することが出来たと思います。
今回の経験を、夏に控えているスタディツアーやワークキャンプに活かしていくことで、より良いプログラムを参加者の方々と作り上げていくことが出来たらと思います。
最後になりましたが、今年も沢山のフィリピン人の方に”Turning Japanese”にご参加頂きました。参加して下さった皆様、イベントのヘルプをして下さった日本人参加者の皆様、本当にありがとうございました!また来年の”Turning Japanese”でお会いしましょう!