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抜群のファシリテーション力で多くのLOOBプログラムを任せられる一方、独自の信念で取り組んでいたのが「エシカル及びにフェアトレードに関してのレクチャーを教育機関で行う」という活動です。多忙なNGOワークの間に、LOOBに一切頼ることなくイロイロ、アンティケ、マニラ、レイテで計8回の訪問授業を実施したほか、他NGOの環境・リーダーシップ啓発イベントにも何度も招待され、スピーカーとして登壇していました。 「0から1を作り出せる人間になりたい」と言っていたヒデ。 概念にすぎなかったものをどうやって行動に繋げ、社会にアクションを起こす武器にまで変化させていったか? その10ヵ月の彼の軌跡をぜひお読み下さい。 Q1. そもそもトビタテ留学を決意したのはどうしてですか? 大学に入って、外国人とコミュニケーションを取る楽しさを知り、日本語教師を目指していたとき、国際交流基金の日本語パートナーズとして1年間、タイの公立高校に日本語教師として派遣されました。その時仲良くなった生徒が、経済的に学校に来るのが難しい状況にあったんです。学校に来れる子たちが享受できる日本語教育ではなく、貧困問題を解決したいという想いにシフトしていきました。 しかし、当時自分には国際協力の知識もなかったので、自分ができる途上国への貢献方法を調べていくうちに、「フェアトレードの普及」という動き方があることを知りました。しかし調べていくうちに、フェアトレードの認知度が日本では30%程度しかないことを知り、広めるための仕組みをどう作れば良いか?と考え、生産の現場を学びたいと思うようになりました。 Q2. 今回のトビタテ留学の目的とそれを実践する場所としてLOOBを選んだ理由を教えて下さい。 トビタテの活動テーマは「フェアトレードを広めるための手がかりを知る」というものにし、大学の先生に紹介してもらったLOOBで受け入れてもらうことになりました。LOOBは廃棄物をアップサイクルしたフェアトレード製品を扱っており、フェアトレードとごみ問題を同時に学べるかなと思いました。 Q3. 予定していた活動はすぐ実現しましたか? 最初、『フェアトレード』という言葉はフィリピンの人も聞いたことがあるだろうと思って活動を考えましたが、リサーチ段階で、「何それ?」という感じでなかなか伝わらなかったんです。そこで生産/消費という切り口だけじゃなくて、『エシカル~環境や社会に対して自分が正しいと思ったことを行う~』という考え方に広げ、フィリピンの方々が身近に感じている廃棄物や環境汚染、貧困問題にもテーマを広げて、これを広めていきたいと思いました。 まず、フィリピンの現状を把握するリサーチ段階で、自分も実際にLOOBのジュースパック製品の背景にあるごみ投棄場に入ってみました。想像していたし、覚悟していたが、あのような環境で子ども達もたくさん働いていて正直、言葉がでなかったです。この問題は自分には大きすぎ、すぐには解決できないので、まずはフィリピンの子ども達に伝えていこうと思い、小学校や高校でワークショップ型でエシカル概念を普及する教育活動しようと決めました。 Q4. エシカルの普及を学校での教育活動をやってみてどうでしたか? とりあえずゼロからやってみようという気持ちでスタートしたので、大変だと思うことはなかったです。実際に授業をしてみて思ったことは、生徒を巻き込むための授業の進め方です。僕が考えを教えるのではなく、グループワークや質疑応答で生徒に考えてもらい、答えを引き出していくので、生徒の考えも聞けるし、自分の考えを伝えることができました。 Q5. 子ども達のほうからは、どんな反応があったのでしょう? エシカルな行動を一緒に考えたあと、実際にあなたのコミュニティでアクションをするとしたら?と問いかけると、ペットボトルを買わないようにする、新品の服は買わないで、おさがりを活用するという言葉が出てきました。それから、訪問授業が終わった後、ある生徒から「今日は学校に来てくれてありがとう。学校の先生達も触発されたようでごみのルールを厳しくするようことが決まりました。これもあなた来てくれたおかげです」というメッセ―ジをもらいました。生徒たちの中には、ごみ問題に関心があっても学校の仕組みが追い付いてないということがあったようです。外部の自分が訪問したことで良い方向に展開した、というのが一番嬉しかったことでした。 Q6. LOOBの活動ではどのような業務を担当し、トビタテ留学のテーマにどのようにリンクして動いていましたか? LOOBではジュースパック生産者へのオーダーや検品、発送業務全般を任されました。このほか、日本の学生・社会人を対象としたフェアトレードスタディツアーやソーシャル活動の研修で毎月のように通訳やファシリテーションを担当しました。ここで、人の前に立って話すこと、伝えるための話し方や英語での言い回し、理解や疑問を深めてもらうためのファシリテーション能力がつきました。この経験が、自分がエシカル授業をするときのベースとなりました。 Q7.フェアトレードやエシカルの概念を広めるに日本でどう活動していきたいですか? まず自分がミニマリストになる、ということを決めました。フィリピンでは、自分の考えを発信していったら、社会に対して素晴らしいアクションを起こしている若い人達をどんどん呼び寄せるという不思議な体験をしました。自分が変わることで変化を得られるといことを体感できたんです。だから、日本でも同じビジョンを持っている人たちとネットワークを作り、東京や静岡でアクションを起こしていきたいと思っています。日本の小学校などでもエシカル普及活動をしたいです。帰ったら就活ですが、ターゲットはもちろん環境系の企業にしたいと思っています。 Q8. これからトビタテへの申請を考えている方や、フィリピンのNGOで活動する方にメッセージをお願いします。 トビタテ生として選抜されるまでに、多くのステップを踏むので、事前に留学目的が定まり、現地でどんな困難なことが起こってもぶれることはなく、むしろそこから発展して活動を行うことができました。語学留学とかでは得られない、貴重な時間になると思いますので、ぜひチャンレジして下さい! 自分は他のNGOも訪問させてもらい、いろいろな話しを聞きましたが、どの団体も限られた人員と予算の中で事業を回しているので、インターンも現地スタッフと同じくらいの活動が求められます。途上国で問題を見つけて自分で取り組んでいく経験ができると思います! あなたも、こんな風に飛躍してみませんか??↓↓ 皆さん、いかがでしたか? 10ヵ月の間、楽しいときも、大変なときも、常に全力で動いてくれたヒデ君でした。日本ではこれからエシカル伝道師として活躍してくれると思います。
by loobinc
| 2019-04-04 19:56
| 現地インターン&スタッフ活動記
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