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5月の恒例行事、LOOBのキッズキャンプが今年も無事終わりました! ギマラス島南部の美しいマングローブ林があるエリアで、キッズ35人(うち、選抜された中高生リーダー5名)を無料招待。 大学生・社会人ボランティアスタッフに支えられて”Ranger of Environment”というテーマで環境保護を訴えるキャンプを行いました! 今回のブログでは、児童福祉の社会人経験を経て、5年ぶりにLOOBに戻って来てくれた板垣ひとみさんへのインタビューを通して、今年のキッズキャンプの報告としたいと思います。 1.ゆきえ:ひとみちゃんは、大阪府立大学在学中、22才(4回生)の時に無人島キッズキャンプに参加してくれたんですよね。卒業後は児童養護施設にお勤めになりましたが、LOOBにまた来ようと思って下さった経緯を教えて下さい。 ひとみ:児童養護施設に4年間務めたのですが、私がいた環境は[職員⇔子ども]という関係が強かったので、子ども達への関わりをもっと充実させていくため、広い人間関係の中で勉強がしたいと思うようになりました。仕事で一番苦労したのが、コミュニティや集団の作り方だったので、LOOBの活動でコミュニティの在り方を学びたいと思いました。 また、これからブラジルでボランティアをするのですが、いきなりの渡航はハードルが高いので、以前来たことがあり、日本人もたくさんいるLOOBに一度戻って、”海外で活動すること”の感覚をつかみなおしたいと思いました。 2.ゆきえ:私の個人的な関心事でもあるのですが、今、日本では子どもの虐待やニグレクトが社会問題になっていますが、そこにいたる前には「孤育て」で疲弊してしまっている家庭も多いと思います。ひとみちゃんはホームステイで現地の家族生活を体験して、どのようなことを感じましたか? ひとみ:フィリピンにいて私自身が感じることが、「いつも誰かを私のことを見てくれている」、「自分が無条件に認められている」という感覚です。日本の社会は、人に迷惑をかけないという教育をするし、大人は失敗してもそれを子どもに見せないようにしていて、窮屈な空気感があります。フィリピンは人間関係が近く、面倒なこともあるのでしょうけど、迷惑をかけあってそれが当たり前という社会のように感じます。私のコミュニティの考え方に影響を与えてくれています。 そして子育て環境については、日本では私も隣近所の方の顔を知らないし、私はまだ子どもはいませんが、閉ざされた空間で子育てしているような状況の方も多いです。フィリピンでホームステイして感じたのが、まず各家庭の風通しが良いということ。他人が自分の家に来ることを自然に歓迎し、他人と関わるのが当たり前。日本では他人と生活圏を共有することが面倒くさい・厄介なこととして、排除してきた流れがありますよね。家族や親戚や友達などいろいろな人との関係性の中で育つことは、自分がそこにいる、自分の役割がある、という感覚を育むことになると思います。 3. ゆきえ: 経済的な豊かさ・貧しさに関係なく、家族の枠を超えて、自分の居場所があり、自分を受け入れてくれる場所があるというのはとても重要なことですよね。キッズキャンプに招待している子ども達も、経済的にはかなり貧しい世帯ですが、親や近所の人は子ども達がLOOBリーダーとして活動することも応援してくれています。NGOとしてできることとして、物や食事を与えて終わりではなく、人間関係を広げたり、期待をかけることで子ども達はもっとがんばるようになります。 ところでキャンプで、中高生リーダーが中心になってアクティビティを回していきましたが、ひとみちゃんの目線から中高生リーダーの活躍はどう映りましたか? ひとみ:とにかく可愛かった~(笑)中心でがんばっている子も可愛いし。それを遠目で見て入りたがっている子どもも可愛いし。みんなそれぞれ超可愛い~デレデレ(笑)。 やっぱり今年の中高生リーダーのPresidentになったCarlo(カルロ)君が、他の子の先頭に立って、頼られてましたね。そういう子を見るとき、頼られて嬉しいと思っているのか?その義務感で疲れていないか?活動の途中で声をかけるべきか、それとも後で声をかけるべきか?ということを考えていました。職業柄、そういう思考になってしまうんですね。 それにしても、フィリピンの子ども達は、どんな小さいことでも、何をしても大いに盛り上がる!本当に素晴らしい気質を持っているなと思いました! 【最後に】ゆきえ:いつも客観的な視点で、クールに活動してくれたひとみさん。人づくり、コミュニティづくり、社会づくりについて常に考えていて、正解のないこの話題になると、私と彼女の話しはエンドレスで続きそうでした。キッズキャンプだけでなく、イロイロの児童養護施設での音楽クラス、そして先住民のナナイが作るバッグの改良など、たくさん活躍してくれました。 英語を使って現地スタッフとのコミュニケーションもスムーズになってきたところでしたが、今朝イロイロを旅立っていきました。また何年か後に、大きくなったLOOBキッズに会いに来てくださいね!
by loobinc
| 2019-05-09 14:32
| 現地インターン&スタッフ活動記
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