2015年に国連サミットで採択された『持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)』は多くの人々をはじめ、企業や団体からも注目が集まっています。
そのため、一口に「国際協力」と言っても、国際機関・政府系組織・NGO・NPO・ボランティア…、などさまざまな種類があります。
みなさんは、これらの違いを知っていますか?
今回は、特に混同されやすいNGO・NPO・ボランティアの違いや共通点に触れたいと思います。
▼NGO
“私人によって構成される民間の国際協力組織で、主に開発、経済、人権、人道、環境などの地球規模の問題に取り組む。高い専門性を持ち、おもに海外で広範な国際協力活動に従事する組織のことである。NGOとは、もともと国連の場で、国連諸機関と協力関係にある政府以外の非営利組織を指していた言葉である。”【ブリタニカ大百科事典】
NGOとは、Non-Governmental-Organizationの略称で、日本語では非政府組織と呼ばれています。
国家、民族、宗教の壁を越えて政府以外の立場から、利益を目的とせずに活動を行う団体のことを指しています。
▼NPO
“政府とは別組織の、営利を目的としない、市民の自発的な活動団体を言う。もとは非政府組織NGOとほぼ同義であったが、習慣的に使い分けられるようになり、国内でより身近な問題やテーマを取り上げて活動する組織を指す。その活動は、消費者保護や環境保全、災害援助、教育・文化の拘留と促進など多岐にわたる”【ブリタニカ大百科事典】
NPOとは、Non-Profit-Organizationの略で、非営利組織と訳されます。
NGOと同じく、政府以外の組織を指し、利益を目的としていません。しかしNGOとは違い、主に国内でより身近な課題解決に取り組んでいます。
私が所属しているLOOB JAPANはNPOに当たります。
(*NGOとNPOははっきりと区別をつけることが難しいため、上記の違いに全ての団体が当てはまるとは限りません。)
▼ボランティア
“無償で自発的に社会活動に参加したり、技術や知識を提供したりする人、またはその活動。社会福祉、教育、環境保全、保険など、社会全般を対象とする。一般的にボランティアの理念として、自分から行動すること、ともに支え合い協力し合うこと、見返りを求めないこと、があげられる”【ブリタニカ大百科事典】
ボランティアは、自分でできることを、自分の意志で仲間と協力しながら無償で活動を行うことを指します。
地域の清掃活動や募金活動が、ボランティアに含まれます。
それぞれの違いや共通点を見て、何かお気づきでしょうか?
そうです!すべて「利益を求めない活動」ということです。
同じ利益を求めない活動なのに、なぜボランティアではなくNPOで働いている方がいらっしゃるのでしょうか?
大きな違いは理解できたけど、実際にどのような活動を行っているのでしょうか?
このような疑問から、LOOB JAPAN国内インターンの企画チームが、キャリアイベント『ボランティアの一歩先へ!~現場の人と考えるキャリアとしての国際協力~』を開催することになりました。
2.キャリアとしての国際協力
「将来、国際協力に携わりたいけど情報が少ないのではないか」、「新型コロナウイルスの影響で仲間と繋がる機会が減っているのではないか」、という想いからイベント開催に至りました。
このイベントを通して、NGO・NPO団体の活動を知ってもらい、国際協力に興味のある学生間のコミュニティを広げることができる場にしたいと考えています。
イベント当日は、フィリピンを拠点に活動する4団体にご参加いただき、「国際協力で食べていくことができるの?」や「NGO・NPOで採用されるために必要なスキルは?」などをお話しいただく予定です。
・キャリアとして国際協力を考えている
・国際協力とボランティアの違いを知りたい
・同じ志を持っている仲間を増やしたい
などの想いを持った高校生・大学生の方はご友人もお誘いのうえ、ぜひご参加ください😊
「国際協力の業界で働くということ」を身近に感じて、将来の選択肢を広げましょう!
詳しい情報や申し込み方法はこちら☟からご覧ください♪
皆さまにお会いできるのを楽しみにしています!
*****************
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
また次回『Nanayの想い』投稿でお会いしましょう!
▼LOOB JAPAN公式SNS▼
☆Instagram
☆Twitter
☆Facebook
☆note
▼LOOB JAPANインターンSNS▼
☆Instagram(フィリピンスのトリートフードを作ってみた)
SNSでも情報発信しています!ぜひチェックしてください♪