今日ちょっとだけ学校に行くことができました。
公立の学校で、小学生から高校生までいるようでした。
フィリピンの学校は6・4・4制なので、中学校はありません。
公立の学校でもみんな制服を着ていて、そのせいか、なんとなくリッチな印象を受けました。
狭い校庭でたくさんのこどもが遊んでいて、とてもにぎやかでした。
その学校にはジャイカの日本人スタッフの方がいて、職業訓練をしています。
そのクラスは軽い知的障害をもった子のクラスで、市などから請け負った仕事をしています。
仕事が見つかれば卒業できるようなのですが、失業率10%前後のフィリピンでは、なかなか仕事は見つかりません。
なので、そのクラスの生徒は年齢層が幅広く、見た感じ40代くらいの人もいました。
今日はそのクラスにLOOBで作るTシャツを印刷する仕事をお願いしてきました。
教室に入ると5,6人の生徒が各自の仕事をこなしていました。
私たちが入っていくと、日本語で「こんにちは」と声をかけてくれる生徒もいて、とっても嬉しかったです。
また、自分の作った作品をたくさん持ってきてくれて紹介してくれたり、みんなとてもフレンドリーで明るい人ばかりでした。
学校を見てまず感じたのは校庭の狭さです。
日本の学校とは比べ物にならないほど小さかったのでびっくりしました。
校庭というより中庭って感じ。
しかも土じゃないんです。
都内の学校だってもっと広いし、さすがに校庭は土ですよね??
運動会とかないのかな。
日本人の「学校」というイメージ、特に小学校というイメージとは全然違う気がします。
土地がないからとか高いからという理由は当てはまらないと思うから、やっぱりキリスト教とか欧米の学校の影響なのかな。
そういえば、欧米の学校ってどんな感じだったっけ?
フィリピンはこどもの数が多くて、学校や教師の数が足りてないって私の読んだ本に書いてあったので、そこの学校も2部制や3部制をとっているのかなって思ったけど、1部制だそうです。
やっぱり日本とは逆に、(マニラは別として)田舎のほうがこどもの数に学校のキャパがついていけないのでしょう。
今度はできれば授業の様子を見てみたいです。