2月16日から26日までギマラス島タラバハン村でワークキャンプしてきました★
一つの日記にするにはあまりにもたくさんのことがあったので、シリーズにしたいと思います。
第1回はマングローブ植林について。
今回のワークキャンプの大きな目的のひとつ、マングローブ植林。
3日間にわたり、なんと16000本のマングローブを植えました。
マングローブ植林と聞いて、私は稲を植える感覚を想像していたのですが、相手は偉大なる海。
潮の満ち引きとの戦いです。
初日は午後からワークを始めたんだけど、始めた時にはすでに胸辺りまでの水位。
とてもじゃないけど、稲植えのようにはいきません。
一人が長い棒で穴をあけて、もう一人が棒の先をたどりうまい具合に穴にマングローブを入れます。
そして最後の一人は植えている人の背中を思いっきり上から押さえつけて、その人が浮いてこないようにします。
まさに共同作業。
うまく穴に入らないとマングローブが抜けて浮いてきちゃうし、背中を抑える人も手加減してたらちゃんと植えられない。
まさか、マングローブを植えるのに海に潜るはめになるとは思いませんでした。
2日目以降は予定を変更して、朝一番でワークを始めました。
やっと私の想像通りの植林作業ができたと思ったのもつかの間。
お昼近くになる頃には結局頭までもぐっての作業となりました。
この作業には村の人たちも協力してくれ、そのおかげで目標の10000本をはるかに超える本数の植林に成功しました。
このマングローブたちが数年後には森になり、魚たちの住処となって、村の人の生活に貢献していくのだと思うと、今から楽しみでなりません。
そのためには継続的な村の人たちの協力が不可欠です。
村の人たちの生活に必ず貢献し、しかも村の人たちの意識と努力がないと意味がないこのプログラムは、LOOBの理念と村人のニーズがマッチしていないとできないことだと思います。
今回のワークは、すぐに結果が出るようなものではないけれど、これから村の人たちが自分たちのニーズに対してしっかりと責任を持ち、その結果マングローブが育ち、生活が少しでも向上したら、これ以上の成功はないと思います。
やっぱりみんなで一つの目標を達成するってとても気持ちがいいことだ。
一生懸命な姿って、みんなかっこいいね。
いつかまたキャンパーみんなでタラバハンに行って、マングローブの森の中で泳ぎたいなぁ。
みなさん、おつかれさま☆