第2部 <アートクラス>
今回の訪問の目的はホストファミリーや村の人との再会だけではない。
LOOBが子ども達対象にアートクラスを実施し、遠く日本からサポートをしてくださる教育スポンサーの皆様に子ども達手作りのクリスマスカードをお届けすることが目的なのです。
アートクラスと言っても5歳から14歳の子どもを対象としたその内容は、「お絵描き教室」と言ったところ。丸、三角、四角などの図形を使って絵を描く練習をしたり、もっとクリエイティブに、手の親指の指紋を使ってお花などの模様を作り上げて楽しんだ。子ども達だけでなく、様子を見に来たナナイ(イロンゴでお母さん、の意) 達もおはしゃぎ。
ここでアートクラスを開催したメンバーを紹介しておこう。ボランティアの学生スタッフでLOOBハウスに滞在中のYUHEIとKAZU、そしてフィリピン人スタッフのBETCHとDYNAだ。年齢も生まれた場所も育った環境もばらばらなメンバーだが、志は同じ。チームで子ども達に向き合う。
わたしはこうした週末ボランティアに参加するのが初めてだったのだが、他のメンバーは慣れたもの。上手に子どもの関心を引き付けながら、さくさくとプログラムを進めていく。が、興奮した子ども達に「もう少しもう少し!」とせがまれてプログラム終了が予定よりも遅くなってしまった。タイムマネージメントなど、次回に向けて課題は残ったけれど、前日に大急ぎで打ち合わせして間に合わせたにしては、楽しめる内容になった。
BETCHは子ども達がアートに触れる機会を与えたいとを言っていたけれど、わたしはタラバハンの子ども達にとって、今回のプログラムが、ある週末の楽しい思い出になってくれればそれで十分だと思う。
スポンサーの皆様、お手元に子ども達お手製のカードが届く日を楽しみにしていてくださいね。子ども達はインクで指や顔や服を汚しながら、大きな笑顔で一生懸命にカード作成に取り組んでいましたよ。カードを開けばタラバハンのお日様の下ではしゃぐ子ども達の声が聞こえてくるかもしれません。