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ゆきえです。
2007年4月からイロイロ市投棄場周辺住民の自立支援および教育支援を行ってきたLOOBですが、特に学校教育を受けるべき年齢(7~16歳)(*1)に達した子供の教育事情を把握するため、ウェストピッカーズの方々を対象に聞き取り調査を行いました。 ごみ山で仕事中のウェストピッカーの方に手を止めてもらい、1日約10~15人の方に協力してもらいました。 調査目的:ウェストピッカーズの世帯ごとの学歴調査 調査期間:08年10月~09年1月 調査担当:ベッチ、悠平、かずちゃん、ダイナ (毎回、ウェストピッカー住民組織の代表ロリリーさんも同行してくれました☆) データ解析:じょえ、ぜん、える 調査対象: ●世帯数 148世帯 ●総人数 882人 ●CSNメンバー 188人(*2) ●7歳~16歳の児童数 237人 7歳~16歳の内訳: ●7歳~16歳で現在、小学校・高校に通っている児童数 153人 ●7歳~16歳で学校をドロップアウトしたことがあるが、復学している児童数 39人 ●7歳~16歳で小学校をドロップアウトした児童数 32人 (*3) ●7歳~16歳で高校をドロップアウトした児童数 13人 (補足:17歳以上について) ●17歳以上で学校をドロップアウトしたことがあるが、復学している児童数 39人 ●17歳以上で小学校をドロップアウトした児童数 51人 ●17歳以上で高校をドロップアウトした児童数 35人 児童労働について (*4) ●7歳~16歳でごみ山で働いている児童 110人 ●7歳未満でごみ山で働いている児童 2人 (*1) 学校教育を受けるべき年齢 当地では普通に就学すれば、小学校6年間(7~12歳)。中学はなく、高校4年間(13~16歳) (*2) CSN ウェイストピッカーズは約1,000人以上いると言われているが、市の方針によりID制となり、現在CSN(住民組織)の加盟員は220人に絞られた。 なお、CSNは09年6月UCLAに改名予定。 (*3) ドロップアウト 中途退学のことで、復学予定なしの完全ドロップアウト、復学予定ありのドロップアウト中に分けられる。 (*4) 児童労働について 就学児童は週末の1~2回が平均。 未就学児童は大人と一緒に毎日ごみ山で働く。 トラックからの投棄は深夜が多いため、深夜から朝まで働く子供も多い。 - - - - - - - - - この調査で、学校中退(ドロップアウト)や児童労働の現実が数字で示されました。 それと同時に、「子供に教育を受けさせて、自分とは違った人生を歩ませたい」という親の悲痛な願い。また「学校に行きたいけど今は我慢している」という子供達の心の叫びを聞くことができました。 いったんドロップアウトしても1~2年後に復学しているケースが多いことは、人々の教育に対する意識の高さであり、「怠慢」ではなく「経済的理由」によるドロップアウトであることを示しています。 カラフナンに行くたびに、ここの人々は「家族が働く意味」や「自己犠牲」という言葉を私たちに教えてくれます。 彼らの生活の中で最大のプライオリティ- - - それは「日々、食べること」そして「子供に教育をつけさせること」 過去20年、何千という人々がごみ山に依存して生活してきましたが、今後ごみ分別リサイクルの普及に伴い、ごみ山は閉鎖されていく予定です。 今まで以上に自己犠牲を続けなくてはならないでしょう。 LOOBでは今後も母親の自立支援と子供の教育分野を促進するため、コミュニティと二人三脚していく予定です。応援宜しくお願いします♪
by loobinc
| 2009-06-09 13:25
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