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ぜんちゃんです。
アクティビティが終って,カラフナンのお宅を訪問させてもらいました。 毎回LOOBの週末アクティビティに参加してくれてるラプラプとピアのおうちです。 ラプラプは,LOOBキッズのお兄ちゃん的存在。ステキな好青年。高校2年生。 ピアは,LOOBの教育サポートを受けてる明るい女の子。 ラプラプとピアの弟には,アンヘリトくんという男の子がいて, 先天性の障害で,完全な両足はひざまで。 今はLOOBの支援で,義足を使って歩けるになりました。 そんなおうちへ☆ 雨の日のカラフナン。 足元は泥で,もうどろどろです。 私たちは長靴をはいて,スモーキーマウンテンの中を横切って, 歩いておうちまで行きます。 歩いてると,なんだか足取りが重いぞ,と思ったら, ごみやらうんちやら草やらが混ざった泥がこびりついて, 長靴がどんどん重くなってました。 そりゃ重いはずだ。 雨の日は晴れの日より匂いがきつい気がします。 すっぱいのと, あとなんだろうか。 形容できない何かが混ざってる感じな匂い。 なんだか茶色い水がたまってました。 アクティビティに参加してた,メイアとアンナも一緒についてきました。 一緒におうちへ歩くアン。 いつも頭にバンダナをつけてます。 でも2人とも,サンダルを脱いで手に持って,裸足で歩いております。 どろどろのところをサンダルで歩くと, サンダルがどろに沈んで壊れちゃうから脱いでるんだと思いますが, ぉ~,だいじょうぶかなぁ, なんていうかその,衛生的に・・? でも,2人はまったく楽しそうにルンルン歩いていて, うーん。 なんだかだいじょうぶそうです。 途中で,アクティビティに参加してくれてた ノリッサのおうちを通りました。 笑うと目がなくなる,黒目がちな目。 よくわらう,笑顔がすてきなノリッサには,坊主の弟がいます。 マルコメぼうず。 雨がふってるのに,スモーキーマウンテンからは煙があがってました。 すごい!なんでだ?! なんかもう,神秘です。 煙があがっていたのは,この道のすぐ左(10mくらい左)です。 この道をもう10歩くらい歩いた道沿い右手に入り口が。 おうちでは,タタイが笑顔で迎えてくれました。 おうちに上がって,ここでの暮らしのこと, いろいろ教えてもらいました。 タタイ(父)とナナイ(母)と,男の子3人と女の子3人の8人家族。 タタイとナナイはウェストピッカー。 朝6時から夕方6時まで,毎日働きます。 1日の収入はいい時で100ペソ(200円)くらい。 ウェストピッキング。 シフトなど,そんなものはないので,好きなときに働けます。 なので,タタイとナナイはお仕事も家事も子育ても協力してやってます。 ナナイが働いてる時は,タタイが家にいてごはんつくったり,一緒に働くこともあったり,そんな感じ。 長男のお兄ちゃんは,学校に行きながら週末の夜7時から朝9時まで働いていて, おうちの家計を助けてます。 夏休みなど,学校がないときは,子どもたちみんなで働くので,お菓子も食べるし, ごはんにおかずがあるけど,学校がはじまると,タタイとナナイの収入が主になるので, まずお菓子をがまん。おかずがないときも多いそうです。 この日の晩ごはんは,白ごはんに黒砂糖をかけたものでした。 おいしいかなぁ? 末っ子エンジェル。 「学校でいろんな賞をもらったの!」と説明してくれる次女ピア。 同じ敷地内に住んでいる,いとこの子。 子どもたちはすくすく育ってます。 「むこうに小さい豚がいるのよ。」 「見にくる?」 ということで, 長女のおねえちゃんとピアが,おうちを案内してくれました。 ツアーガイドなふたり。 長女のおねえちゃんは,日本のアニメが好きらしく, 日本の名前Makiで呼んでほしいそうなので,Makiと呼ぶことにします。 豚小屋です。 ブタ小屋のすぐ前に,立派なポンプがありました。 「お風呂どこで入るの?」 「どこって?ここよ★」 ここでシャワーなのね! ここの水はキレイだから飲めるらしい。 ほんとうか。 ほんとにそうなのか。 でも,飲めると言うのだから,飲めるのだろう。 ぶたのごはんを作るタタイ。 庭に生えている葉っぱと,水と,何か袋に入っていた飼料のようなものを ドラム缶に入れて,煮て,バケツに入れて豚にあげてました。 「さっきの部屋のテレビ見た?」 「去年豚を売って,あれ買ったのよ☆」 お~! なるほど! 半年に1回か,1年に1回,豚を売るそうです。 「Pigって日本語でなんていうの?」 「ブタやで☆」 「ブーター,ブーター!☆w」 「イロンゴはバーボーイ?」 「そうそう,バーボイバーボイ!」 「Small Pigって日本語でなんていうの?」 「コブタやで。」 「あ,そうか~,コブタ!コブタ!」 「イロンゴではなんていうの?」 とか,そんな風に話ながら,おうちをぐるぐる案内してもらいました。 でも,イロンゴのコブタ,もう忘れちゃった・・なんやっけ?w 「これ,トイレよ☆」 「ちっちゃいでしょ?w」 私の肩ぐらいの高さでした。 うん。確かにちっちゃい。 このおうちは,タタイがぜんぶひとりでつくったらしい。 新しい家も建設中。 「タタイ,なんでもできるんやな~すごいなぁ!☆」と言うと, 「でしょ?☆」と,誇らしげ。 訪問した時間は1時間くらい。 生活の様子が知れて,すごくうれしかったです。 学校行きたい子どもたち。 勉強して,大人になって,お仕事して,家庭と子どもをもって。 シンプルだけど,これが当たり前,とは言えない状況が,ここにはあります。 今日のごはんのために, 子どもの未来のために, 毎日働くナナイとタタイ。 両親を手伝う子どもたち。 会話の中で,長女Makiが言ってたこと。 「私たちは,貧困層に位置してるかもしれないけど, 家族の絆でしっかり結ばれてるから,幸せよ☆」 こんな家族があるから, できることがあれば何かしたいな,と思う。 フィリピンでは,4500ペソ(日本円で1万円)あったら, 1年間学校へ行けます。 公立学校は学費は無料。 でも,文房具も買わないといけないし,学校までのトライシクルのお金とか,お昼代とか, 教材費とかいろいろかかるので,お金の問題で小学校や高校を途中でやめてしまう子が, カラフナンにはたくさんいます。 学校。 私も日本に帰ったら,LOOBの教育スポンサーになろう! この日の晩,ごはんに黒砂糖かけて食べてみました。 うん。 なんか,きなこ餅みたいで,これもありだなと思いました。 でも,やっぱりおかずがないのはさみしいなぁ。 そんなカラフナンでした。
by loobinc
| 2009-06-07 14:43
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