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ぜんちゃんです。
先週末,タラバハンでアクティビティ後,ホームステイできることに! 2月のエコキャンプのときのホストファミリーのおうちに帰りました。 うれしい!! ホストファミリー。 ナナイローズのおうち。 山の上のパン屋さんです。 おいしいパン。 中に入ってる黄色いのは,なにかわからないけどおいしい。 たぶんココナツだと思う。 ベーカリーには石の釜があって, 手でこねて作ったほんとの手作りパンをいつも焼きます。 おうちに着いてびっくり! 前のおうちが取り壊されていて,新しいおうちができていました。 「なんでおうち建てかえたの?」 とタタイ(お父さん)に聞くと, 「前の竹の家は古いから,次の台風が来たら壊れてしまうと思って。だから新しいベーカリーと,コンクリートの家を作ってるんだ。」 と説明してくれました。 「でも,作ってる途中でお金なくなってね,まだ家はできてないのよ。まだ,今はベーカリーだけなの。」 とナナイ(お母さん)。 新しいベーカリー。 ここのおうちには子どもが10人。 そのうち4人はイロイロ市で働いてるので,おうちにいるのは, タタイとナナイ 男の子3人(よく喋るJR,パン屋の師匠Roldan,ジェントルRoderick) 女の子2人(美少女Dindin,長女で1児の母Losally) 長女の子ども(ちびっこEdjay) 合計8人。 新しいおうちができるまでは,みんなでベーカリーと古いおうちで寝ています。 ベーカリーの店ゾーンにはカーテンがひいてあって,女の子と長女と赤ちゃんはそこで寝て。 ベーカリーのキッチンゾーンには,釜の前に竹のベッドがあってタタイとナナイはそこで寝ます。 お兄ちゃんたちは,古い家に帰って寝るそうです。 「今は,仮のおうちなのよ~小さくてごめんね。もう少ししたら,コンクリートの強い家を作って,古い家のところは平地にして,そこにガーデンを作って,たくさん野菜を植えようと思ってるのよ。」 とナナイ。 でもこのおうち,もうすでに家の周りにいろいろ食べれるフルーツや野菜がいっぱいあります。 サリトス(サルトス)の木,アボガドの木,イバの木,サリサの木,ココナツの木,バナナの木。 かぼちゃもオクラも植えてます。 新しいベーカリーから見た古いおうち。 ここがぜんぶガーデンになったら,八百屋も開けるのでは。 「はやく新しい家ができたらいいね~♪ 」 今年高校1年生になった11歳の美少女Dindinと,わくわくしながら話してました。 美少女Dindinとおばあちゃん。 山の上のパン屋さん。 おうちの近くに井戸がない。 このおうちが使っている井戸まで行くには,山を降りないといけません。 その道が,ものすごく急なのです。 井戸までの道は,けもの道。すごく滑りやすくて,いろんな草や木が生い茂ってます。 『ジャングル。』と言って思い浮かべるジャングルそのものです。 斜面の角度とか,私どうやって測るのかわかりませんが, 降りている気分的には80度くらいの急斜面です。 この前,ナナイは水くみに行ったときに,足をすべらせて,ほんとに滑り降りてしまったらしい。 「もう,いっそ井戸までのすべり台つくったらいいんじゃない?」 「登る時どうするのよー!」 「そりゃそうだ!Hahaha!」 いやぁ,でもほんとに危ない。 笑ってる場合でなく,しんぱいですナナイ。 今はお兄ちゃんたちが主に水を汲んできてくれています。 JRが,庭で飼っている鳥に,『ゼン』と『アキ』と名前をつけたと言って,鳥を見せてくれました! エコキャンプのすぐ後に飼った鳥だから,ホストシスターだった日本人キャンパーの私とアキの名前をつけてくれたんだそうです。 「毎朝,ゼンとアキにごはんあげてるんだよ。」 素直に,すごくうれしかったです。 晩ごはん。キッチンで料理してくれているタタイ。 ほんとに炭で火を調整しながら調理するので, キッチンの中は煙たくてすごく暑い。 タタイのごはん,お魚とスープとお米の豪華ディナー! ほんとにおいしかったです。 『フィリピノ・ホスピタリティー』 客人・旅人を厚くもてなす国民性。 家の寝室や食事で「ベスト」を提供する。 これは貧富の差に限らず,一般的なのだそうですが,ホームステイをすると,それを肌で感じます。 ごはん,すごい豪華だったし,寝るところもゆずってくれて,長女のお姉ちゃんと子どもとReydanは,パンを置いている机の下で寝てくれました。 フィリピノ・ホスピタリティー。 タタイは,若い頃に父親を亡くして,それからずーっと街でいろんなパン屋さんを転々としながら修行してきたそうな。 だから,山のパン屋さんの釜の中には,なにか秘密があるそうです。 秘伝の釜! なんだかかっこいいです。 今はその秘伝の技をお兄ちゃん3人に受け継いで,家族みんなでバリバリ働いております。 「いっしょに作りたいなぁ,いい?」と言うと, 「朝,6時からパンを焼こう!」とパン屋の師匠Roldan19歳が決めてくれました。 翌朝,気づいたら6時を過ぎている! キッチンに行くと,RoldanとRoderickとReydan,お兄ちゃんたち3人はもうパンづくりの準備をはじめていました。 小麦粉と水と・・いろいろまぜて,鉄板のようなもので切るようにこねてあっと言う間に生地をつくり,2層式洗濯機の脱水する部分のようなぐるぐるまわるところに生地を通してこねます。 ほぇ~~~~~~~ と言いながら見る私。 生地ができあがって,「つくる?」とジェントルRoderick。 見とれていて,自分でつくりたいって言ったことを忘れてました。 パンの形つくるのってむずかしいー! でもお兄ちゃんたちは,ものすごいスピードでつくっていきます。 しかも,パンの表面がつるつるで光っている。 私の作るのは,遅い上に表面がぼこぼこでふにゃふにゃ。 でも, お兄ちゃんたちの手の動きを見てまねながら何個もつくってるうちに,要領がわかってきました! 師匠の兄ちゃんに, 「あ!できるようになったね!」と言われたときは, もんのすごくうれしかったです。弟子の気分。 1ペソパン。 おいしい1ペソパン。 パン屋さん,もうかってるのかと思ってたのですが, 実はそんなことはないらしい。 「小麦もラードも高くなって,パンを街まで運ぶガソリン代も高くなって,売り上げはあっても,パンをつくるのにお金がかかるから,収入はあんまり残らないのよ。」と,ちょっとかなしい顔のナナイ。 「んー。でもナナイのパン好き♪」と言うと, 「ありがとう♪」と,すてきな笑顔を返してくれるナナイ。 優しいナナイとタタイ。好きです。 そんなナナイローズのおうちの男の子15歳のReydanも,LOOBの教育サポートを受けているタラバハンキッズのひとり。 日本のスポンサーさんへのお手紙を書いてるときに, 「学校を卒業するのはぼくのambitionだから,ほんとに嬉しい。」と言っていました。 学校を4年くらい休学してたので,今15歳で今年から高校2年生です。 一見クールというか,硬派な感じ。 読みやすくてきれいな字を書きます。 レターライティングでは,だれより一番に書き上げました。 ジェントルメンで,男前。 はにかみ笑顔がすてきなReydan。 勉強,応援したいなぁ~と思いながら, Reydanと一緒に真剣にパンをつくっていました。 朝,ホームステイ先にお別れして,タラバハンキッズと海へ! きれいな海で, はしゃいだり語ったり, 泳いだり浮かんだり。 あー楽しかった! 海と子どもに,いっぱいエネルギーもらって, お昼過ぎにタラバハンを後にしました。
by loobinc
| 2009-06-18 02:12
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